第二種電気工事士の過去問
令和5年度上期 午後
一般問題 問26
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問題
第二種 電気工事士試験 令和5年度上期 午後 一般問題 問26 (訂正依頼・報告はこちら)
接地抵抗計(電池式)に関する記述として、誤っているものは。
- 接地抵抗計には、ディジタル形と指針形(アナログ形)がある。
- 接地抵抗計の出力端子における電圧は、直流電圧である。
- 接地抵抗測定の前には、接地抵抗計の電池が有効であることを確認する。
- 接地抵抗測定の前には、地電圧が許容値以下であることを確認する。
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この過去問の解説 (3件)
01
接地抵抗計(電池式)の使い方を覚えておくと解ける問題となっています。
正しいです。接地抵抗計には、デジタル形とアナログ形があります。
接地抵抗計の出力端子の電圧は「交流電圧」となっています。
直流電圧の場合は、測定値に誤差がでてしまう可能性があります。
正しいです。接地抵抗測定の前に、接地抵抗計の電池が有効であることを確認してから使用します。
正しいです。接地抵抗測定の前には、地電圧が許容値以下であることを確認してから使用します。
接地抵抗計の役割として、電気事業法に定められている接地抵抗値の測定ができます。
接地抵抗計には、デジタル形とアナログとあり、それぞれの使い方を覚えておくようにしましょう。
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02
接地抵抗計とは、その名の通り接地抵抗を測定する機器です。
測定の仕方は測定したい接地極(Eと仮定)と測定用の補助アース2極(P、Cと仮定)を設置し、その回路に交流電圧をかけて接地抵抗値を測定します。(電位降下法)
この問題はその接地抵抗計の機能や測定手順に関する事で誤っているものを選択する問題です。
それぞれの選択肢を見ていきます。
接地抵抗計には、ディジタル形と指針形(アナログ形)と2種類あるので適切です。
出力端子における電圧は、直流電圧となっていますが解説の冒頭でも述べているように接地抵抗計の出力電圧は交流電圧となります。なのでこの選択肢は不適切です。
接地抵抗計は電池式となっており、測定レンジには電池電圧を確認するレンジがあるので測定前には電池が有効であることを確認します。なので適切です。
接地抵抗計の測定レンジには地電圧を測定するレンジがあります。もし測定する箇所に地電圧が3V以上あれば測定に大きな誤差を生じますので、地電圧が許容値以下であることを確認します。なので適切です。
接地抵抗計の機能に関する問題なので、実務経験がないとなかなかイメージができないと思いますが、まずは写真鑑別で接地抵抗計と認識できるぐらいになってから、応用としてどのような機能があるかを勉強していく事をお薦めします。
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03
接地抵抗の測定に関する問題、接地抵抗は3電極法が最もスタンダードな方法です。
デジタル形とアナログ形の2種類あります。正しいです。
出力は交流電圧になるため、誤りです。
電池がないと測定できません。正しいです。
測定前には地電圧測定の実施を行います。正しいです。
接地抵抗測定に関する問題です。
接地抵抗測定に関する知識を持っていれば解ける問題です。
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