第二種電気工事士の過去問
令和5年度下期 午後
一般問題 問12
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問題
第二種 電気工事士試験 令和5年度下期 午後 一般問題 問12 (訂正依頼・報告はこちら)
600Vポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブルの特徴として、誤っているものは。
- 分別が容易でリサイクル性がよい。
- 焼却時に有害なハロゲン系ガスが発生する。
- ビニル絶縁ビニルシースケーブルと比べ絶縁物の最高許容温度が高い。
- 難燃性がある。
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この過去問の解説 (3件)
01
600Vポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブルの特徴は、
・鉛などの重金属類を使用せず、リサイクル性が高い。
・焼却時に有害なハロゲン系ガスが発生しない。
・ビニル絶縁ビニルシースケーブルと比べ、絶縁物の許容温度が高い。
⇒許容電流を高くすることが出来る。
・難燃性が高い。
といった特徴があります。
不正解です。
シース(外皮)と絶縁体、導体は分別しやすいです。
鉛などの重金属類を使用していないのでリサイクル性は良いです。
正解です。
焼却しても有害なハロゲン系ガスは発生せず、煙も少ないです。
不正解です。
説明の通り、ポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブルの方が、
絶縁物の最高許容温度が高いです。
不正解です。
ポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブルは
難燃性があります。
主に600V以下の屋内低圧配線に用いられるVVFケーブルに関する問題です。
実際の現場でも頻繁に使用されるケーブルです。
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02
600Vポリエチレン絶縁耐熱性ポリエチレンシースケーブルの特徴について問われています。
このケーブルは技能試験でも触る事になるので、ここでしっかり特徴を押さえておきましょう。
正しい記述です。
金属類を含有していないので、リサイクルしやすいケーブルとなっています。
ポリエチレンは焼却しても有害なハロゲン系のガスは発生しないので誤った記述となります。
正しい記述です。
ビニル絶縁ビニルシースケーブルの許容温度は60℃ですが、ポリエチレン絶縁耐熱性ポリエチレンシースケーブルは75℃となります。
正しい記述です。
ポリエチレン絶縁耐熱性ポリエチレンシースケーブルは難燃性試験にも合格した高い難燃性を持っています。
600Vポリエチレン絶縁耐熱性ポリエチレンシースケーブルの問題は写真付きで出題される事もあるので、写真と名称をしっかり覚えておきましょう。
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03
600Vポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブルの特徴に関する問題です。
ケーブルは、VVFケーブルで、ポリエチレンシースを使っています。
正
鉛などの重金属を含まないため、リサイクルがしやすい特徴があります。
誤
燃焼時には、ハロゲンガスやダイオキシンといった有害ガスの発生がありません。
正
ビニル絶縁ビニルシースケーブルと比べ耐熱温度が高く、許容電流を大きくとることができます。
正
難燃性ケーブルで、難燃(傾斜試験)では60秒以内に自然に消えるに、合格が必要です。
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