問題 平成29年(2017年)10月 過去問 [ 設定等 ] 通常選択肢 ランダム選択肢 文字サイズ 小 文字サイズ 普通 文字サイズ 大 図のように、水平な床面に置いた質量120kgの物体を床面に沿って引っ張るとき、動き始める直前の力Fの値に最も近いものは( 1 )〜( 5 )のうちどれか。 ただし、接触面の静止摩擦係数は0.4とし、重力の加速度は9.8m/s2とする。 1 . 470 N 2 . 588 N 3 . 706 N 4 . 1,176 N 5 . 2,940 N ( クレーン・デリック運転士試験 平成29年(2017年)10月 クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 ) 訂正依頼・報告はこちら 解説へ
この過去問の解説 (2件) このページは設問の個別ページです。 学習履歴を保存するには こちら 3 正解は1です。 求める摩擦力の摩擦係数と垂直抗力を掛けると摩擦力が求められます。 最大静止摩擦力の公式は 最大静止摩擦力F(N)=静止擦係数(µ)×垂直抗力(N) ですので F=0.4×120㎏=48N これに重力の加速度の9.8m/s2を掛けます。 F=48N×9.8m/s2=470.4N 付箋メモを残すことが出来ます。 次の問題は下へ 0 正解は1番、470Nです。物体を引っ張るとき、動き始める直前に一番力を要し、これは動き始めの瞬間の静止摩擦が最も大きいからです。一般にこれを最大静止摩擦力といいます。計算式は、最大静止摩擦=静止摩擦係数×垂直抗力(物体の重量N)となります。物体が静止しているときは、物体重量=垂直抗力となります。物体重量を㎏からNに直すと、120×9.8=1176Nとなります。計算式に数字を入れると、最大静止摩擦=0.4×1176=470.4となります。 訂正依頼・報告はこちら 問題に解答すると、解説が表示されます。解説が空白の場合は、広告ブロック機能を無効にしてください。