問題
[ 設定等 ]
クレーンの給油及び点検に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
1 .
グリースカップ式の給油方法は、グリースカップから一定の圧力で自動的にグリースが圧送されるので、給油の手間がかからない。
2 .
減速機箱の油浴式給油装置の油が白く濁っている場合は、水分が多く混入しているおそれがある。
3 .
ワイヤロープは、シーブ通過により繰り返し曲げを受ける部分、ロープ端部の取付け部分などに重点を置いて点検する。
4 .
給油装置は、配管の穴あき、詰まりなどにより給油されないことがあるので、給油部分から古い油が押し出されている状態などにより、新油が給油されていることを確認する。
5 .
軸受へのグリースの給油は、平軸受(滑り軸受)では毎日1回程度、転がり軸受では6か月に1回程度の間隔で行う。
( クレーン・デリック運転士試験 令和2年(2020年)10月 クレーン及びデリックに関する知識 )