クレーン・デリック運転士の過去問
平成29年(2017年)10月
原動機及び電気に関する知識 問25
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問題
クレーン・デリック運転士試験 平成29年(2017年)10月 原動機及び電気に関する知識 問25 (訂正依頼・報告はこちら)
クレーンの給電装置に関し、正しいものは次のうちどれか。
- トロリ線給電には、トロリ線の取付方法によりカーテン式とすくい上げ式がある。
- トロリ線の材料には、溝付硬銅トロリ線、平銅バー、レールなどが用いられる。
- すくい上げ式トロリ線給電は、がい子でトロリ線をつり下げ、パンタグラフを用いてトロリ線をすくい上げて集電する方式である。
- 爆発性のガスや粉じんが発生するおそれのある場所では、トロリダクトを用いた防爆構造の給電方式が採用される。
- パンタグラフの集電子には、ホイール式とスリップリング式の2種類がある。
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この過去問の解説 (2件)
01
2 .クレーンのトロリは、溝付き硬銅、平銅バー、アングル銅バー、レールなどが多く用いられています。
1 .トロリ線とは一般的に線を、伸ばした状態で取り付けられているのに対して、カーテン式とは、トロリ線の代わりにケーブル全体が被覆で覆われたキャプタイヤー式の給電方法です。
3 .すくい上げ式のトロリ線の給電は、がい子でトロリ線を吊り下げ、トロリ線を集電子で持ち上げるようにして動き、集電するようになっています。パンタグラフはイヤ式トロリ線給電式に使われています。
4 .爆発性のガスや粉じんが発生する恐れのある場所では、ケーブル全体が被覆で覆われたキャプタイヤ式の給電方法が採用されています。
5 .パンタグラフの集電子には、ホイール式とスライダーシュー式の2種類があります。
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02
トロリ線給電には、トロリ線の取付方法によりイヤー式とすくい上げ式があります。
2.正しいです。
トロリ線の材料には、溝付硬銅トロリ線、平銅バー、レールなどが用いられます。
3.誤りです。
すくい上げ式トロリ線給電は、がい子でトロリ線を支え、集電子でトロリ線をすくい上げて集電する方式です。
4.誤りです。
爆発性のガスや粉じんが発生するおそれのある場所では、キャブタイヤケーブルを用いた防爆構造の給電方式が採用されています。
5.誤りです。
パンタグラフの集電子には、ホイール式とシュー式の2種類があります。
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