クレーン・デリック運転士の過去問
平成30年(2018年)4月
関係法令 問16

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問題

クレーン・デリック運転士試験 平成30年(2018年)4月 関係法令 問16 (訂正依頼・報告はこちら)

クレーンの組立て時、点検時又は悪天候時に講じなければならない措置として、法令に定められているものは次のうちどれか。
  • 同一のランウェイに並置されている走行クレーンの点検の作業を行うときは、監視人をおくこと、ランウェイの上にストッパーを設けること等労働者の危険を防止するための措置を講じなければならない。
  • クレーンの組立ての作業を行うときは、作業を指揮する者を選任し、作業を行う区域に関係労働者以外の労働者が立ち入る際は、当該労働者を監視させなければならない。
  • 大雨のため、クレーンの組立ての作業の実施について危険が予想されるときは、作業を行う区域に関係労働者以外の労働者が立ち入ることを禁止し、かつ、その旨を見やすい箇所に表示した上で作業を実施しなければならない。
  • 屋外に設置されているジブクレーンについては、強風によりジブが損壊するおそれがある場合にあっては、ジブの損壊により労働者に危険が及ぶ範囲に労働者が立ち入るときは、作業を指揮する者を選任し、当該労働者を監視させなければならない。
  • 屋外に設置されているクレーンを用いて、瞬間風速が毎秒30mをこえる風が吹いた後に作業を行うときは、作業を開始した後、遅滞なく、クレーンの各部分について点検を行わなければならない。

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この過去問の解説 (1件)

01

1.正しいです。

同一のランウェイに並置されている走行クレーンの点検の作業を行うときは、労働者の危険を防止するために、監視人をおくことや、ランウェイの上にストッパーを設けること等が義務付けられています。

2.誤りです。

クレーンの組立ての作業を行うときは、作業を指揮する者を選任し、作業を行う区域に関係労働者以外の労働者を立ち入り禁止し、かつ、その旨を見やすい箇所に表示しなければなりません。

3.誤りです。

大雨のため、クレーンの組立ての作業の実施について危険が予想されるときは、当該作業を中止しなくてはなりません。

4.誤りです。

屋外に設置されているジブクレーンについては、強風によりジブが損壊するおそれがある場合にあっては、当該作業を中止させ、かつ、当該ジブの位置を固定させるなどして、損壊による労働者の危険を防止しなくてはなりません。

5.誤りです。

屋外に設置されているクレーンを用いて、瞬間風速が毎秒30mをこえる風が吹いた後に作業を行うときは、作業を開始する前に、遅滞なく、クレーンの各部分について点検を行わなければなりません。

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