クレーン・デリック運転士の過去問
令和3年(2021年)4月
クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 問40

このページは問題一覧ページです。
正解率や解答履歴を残すには、「条件を設定して出題する」をご利用ください。

問題

クレーン・デリック運転士の過去問 令和3年(2021年)4月 クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 問40 (訂正依頼・報告はこちら)

図のような滑車を用いて、質量Wの荷をつるとき、それぞれの図の下部に記載してあるこれを支えるために必要な力Fを求める式として、誤っているものは次のうちどれか。
ただし、gは重力の加速度とし、滑車及びワイヤロープの質量並びに摩擦は考えないものとする。

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

滑車には、固定されている「定滑車」と、固定されていない「動滑車」があります。

定滑車は、力の向きを変えるための滑車で、かかる力の大きさは変わりません

動滑車は、かかる力の大きさが半分になる滑車です。

以上のことを踏まえて、各選択肢の解説をします。

選択肢1では、定滑車が2つ・動滑車が2つ使用されているので、FとWの関係は、F=Wg/4となります。

選択肢2では、動滑車が1つ使用されているので、FとWの関係は、F=Wg/2となります。

選択肢3では、定滑車が1つ・動滑車が2つ使用されているので、FとWの関係は、F=Wg/4となります。

選択肢4では、定滑車が1つ・動滑車が1つ使用されているので、FとWの関係は、F=Wg/2となります。

選択肢5では、定滑車が1つ使用されているので、FとWの関係は、F=Wgとなります。

ゆえに、選択肢1が誤りとなります。

参考になった数3