クレーン・デリック運転士 過去問
令和3年(2021年)4月
問39 (クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 問39)

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問題

クレーン・デリック運転士試験 令和3年(2021年)4月 問39(クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 問39) (訂正依頼・報告はこちら)

図のように、水平な床面に置いた質量Wの物体を床面に沿って引っ張り、動き始める直前の力Fの値が980Nであったとき、Wの値に最も近いものは次のうちどれか。
ただし、接触面の静止摩擦係数は0.6とし、重力の加速度は9.8m/s2とする。
問題文の画像
  • 60㎏
  • 100㎏
  • 143㎏
  • 167㎏
  • 200㎏

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この過去問の解説 (2件)

01

設問のような状況で、物体が動き始める直前の力Fのことを最大静止摩擦力(または最大摩擦力)といいます。

最大静止摩擦力は、物体に働く重力静止摩擦係数で求められます。

よって、980 = W × 9.8 × 0.6 の関係が成り立ちます。

W = 166.66 ≒ 167kg

ゆえに、選択肢4が正解となります。

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02

摩擦力に関する問題です。

この問題では公式さえ覚えておけば確実に解ける内容なので、しっかり覚えておきましょう。

選択肢4. 167㎏

静止摩擦力は摩擦係数×垂直力で求めます。

それぞれ代入すると

980=0.6×W×9.8

W=約167kgとなります。

まとめ

摩擦力や加速度が関わる問題は力学では良く出題されるので、この手の問題は繰り返し解いて慣れておきましょう。

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