クレーン・デリック運転士の過去問
令和4年(2022年)4月
関係法令 問16
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問題
クレーン・デリック運転士試験 令和4年(2022年)4月 関係法令 問16 (訂正依頼・報告はこちら)
事業場内に設置されているつり上げ荷重10tの天井クレーンについて、次のAからEに掲げる部分を変更しようとするとき、法令上、所轄労働基準監督署長にクレーン変更届を提出する必要がないもののみを全て挙げた組合せは(1)~(5)のうちどれか。ただし、計画届の免除認定を受けていない場合とする。
A クレーンガーダ
B ランウェイ上に設置された走行用レール
C ブレーキ
D コントローラー
E フック等のつり具
A クレーンガーダ
B ランウェイ上に設置された走行用レール
C ブレーキ
D コントローラー
E フック等のつり具
- A,B
- B,C,D
- B,C,D,E
- B,D
- C,D,E
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この過去問の解説 (1件)
01
つり上げ荷重10tの天井クレーンについて、主要構造部や安全装置の変更を行う場合は法令に基づき「クレーン変更届」を所轄労働基準監督署長に提出する必要があります。ただし、構造や安全に直接関係しない部分の変更については届出は不要です。
A:クレーンガーダ
クレーンの主要構造部であり、強度や安全性に直結するため、変更時には届出が必要です。
B:ランウェイ上に設置された走行用レール
クレーンの主要構造部ではなく、変更時に届出は不要です。
C:ブレーキ
安全装置であり、クレーンの運転において極めて重要な部分です。変更時には届出が必要です。
D:コントローラー
操作部品であり、クレーンの主要構造や安全装置には該当しないため、変更時に届出は不要です。
E:フック等のつり具
つり具は主要構造部の一部として扱われるため、つり具の形式を変更する、つり具の耐荷重量を変更する、つり具の材質を変更する場合に届出が必要です。
届出が不要なものは「B:ランウェイ上に設置された走行用レール」と「D:コントローラー」です。
この選択肢は間違いです。
この選択肢は間違いです。
この選択肢は間違いです。
この選択肢は正しいです。
この選択肢は間違いです。
以下が学習のポイントです。
主要構造部と安全装置の区別
クレーンガーダやブレーキのように、安全性や構造強度に直結する部分は届出が必要です。
付属装置の判断
コントローラーや走行用レールのように主要構造や安全装置に該当しない部分は届出が不要です。
この問題を通じて、法令に基づいた正しい運用や判断が重要であることを学べます。
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