クレーン・デリック運転士 過去問
令和6年(2024年)10月
問22 (原動機及び電気に関する知識 問2)

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問題

クレーン・デリック運転士試験 令和6年(2024年)10月 問22(原動機及び電気に関する知識 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

図のような回路について、AC間に100Vの電圧をかけたときの電流I(A)、電圧E(V)、抵抗R(Ω)の値に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
問題文の画像
  • AB間の電圧の値は40Ⅴである。
  • BC間の電圧の値は60Ⅴである。
  • AC間の抵抗の値は20Ωである。
  • B点を流れる電流の値は6Aである。
  • C点を流れる電流の値は4Aである。

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この過去問の解説 (2件)

01

電流、電圧、抵抗に関する問題です。

これらは公式を覚えるのが大前提ですが、逆に覚えてしまえばすぐに解ける内容なので、順番に確認していきましょう。

選択肢3. AC間の抵抗の値は20Ωである。

BC間の並列回路の合成抵抗は和分の積で求めます。

(12×24)÷(12+24)=8Ω

AC間との合成抵抗はそのまま足したものとなるので、

12+8=20Ωとなります。

まとめ

合成抵抗の問題も出題頻度が高いので、しっかり覚えましょう。

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02

オームの法則より抵抗をR、電圧をV、電流をIとして

V=IRという公式があります。

選択肢1. AB間の電圧の値は40Ⅴである。

誤りです。

公式より流れる電流値は5Aとなりますので

AB間の電圧の値は

V=5×12

60Vとなります。

選択肢2. BC間の電圧の値は60Ⅴである。

誤りです。

公式より

V=5×8

40Vとなります。

選択肢3. AC間の抵抗の値は20Ωである。

正しいです。

直並列の合成抵抗を求める場合は公式に当てはめると

12+(12×24)÷(12+24)となり

正解は20Ωとなります。

選択肢4. B点を流れる電流の値は6Aである。

誤りです。

公式より

I=100÷20

5Aとなります。

選択肢5. C点を流れる電流の値は4Aである。

誤りです。

公式より

I=100÷20

5Aとなります。。

まとめ

オームの法則は電気回路のもっとも重要な公式で

これを覚えておくとさまざまな問題に対応できますので必ず

覚えておきましょう。

参考になった数2