クレーン・デリック運転士 過去問
令和6年(2024年)10月
問37 (クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 問7)
問題文
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問題
クレーン・デリック運転士試験 令和6年(2024年)10月 問37(クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 問7) (訂正依頼・報告はこちら)
- 荷重が繰返し作用すると、比較的小さな荷重であっても機械や構造物が破壊することがあるが、このような現象を引き起こす荷重を静荷重という。
- 天井クレーンのクレーンガーダには、主に引張荷重がかかる。
- クレーンのフックには、ねじり荷重と圧縮荷重がかかる。
- 荷を巻き下げているときに急制動すると、玉掛け用ワイヤロープには、圧縮荷重がかかる。
- 片振り荷重は、向きは同じであるが、大きさが時間とともに変わる荷重である。
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この過去問の解説 (2件)
01
荷重に関する問題です。
クレーンにおいて何の荷重が掛かるかを理解する事が大切なので、しっかり頭に入れておきましょう。
荷重が繰返し作用すると、比較的小さな荷重であっても機械や構造物が破壊することがあるが、このような現象を引き起こす荷重を静荷重ではなく動荷重といいます。
天井クレーンのクレーンガーダには、主に引張荷重ではなく、曲げ荷重が掛かります。
クレーンのフックには、ねじり荷重と圧縮荷重ではなく、曲げ荷重と引張荷重が掛かります。
荷を巻き下げているときに急制動すると、玉掛け用ワイヤロープには、圧縮荷重ではなく衝撃荷重が掛かります。
いきなり動かすと衝撃が掛かるので衝撃荷重です。
正しい記述です。
片振り荷重は、向きは同じであるが、大きさが時間とともに変わる荷重となります。
クレーンの荷重は、何に対して力が掛かるか理解する事で、それぞれの設備の劣化具合についても把握できるようになるので、忘れないようにして下さい。
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02
荷重は力のかかる速度と力の向きにより
いくつかに分類されます。
誤りです。
荷重が繰返し作用すると、比較的小さな荷重であっても機械や構造物が破壊する
荷重のことを繰返し荷重と言います。
誤りです。
天井クレーンのクレーンガーダには主に曲げ荷重がかかります。
誤りです。
クレーンのフックには引張荷重と曲げ荷重がかかります。
誤りです。
荷を巻き下げているときに急制動すると、玉掛け用ワイヤロープには
衝撃荷重がかかります。
正しいです。
両振り荷重と間違えないようにしましょう。
荷重の分類は複雑なものが多い為、練習問題を繰り返して
記憶していきましょう。
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