クレーン・デリック運転士 過去問
令和6年(2024年)10月
問36 (クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 問6)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

クレーン・デリック運転士試験 令和6年(2024年)10月 問36(クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

物体の運動に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
  • 等速直線運動をしている物体の移動した距離をL、その移動に要した時間をTとすれば、その速さVは、V=L✕Tで求められる。
  • 物体が一定の加速度で加速し、その速度が10秒間に10m/sから35m/sになったときの加速度は、25m/s2である。
  • 運動している物体には、外から力が作用しない限り、静止している状態に戻ろうとする性質があり、この性質を慣性という。
  • 物体が円運動をしているとき、遠心力は、向心力に対して力の大きさが等しく方向が反対である。
  • 運動している物体の運動の方向を変えるのに要する力は、物体の質量が小さいほど大きくなる。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

物体の運動に関する問題です。

物体に何かアクションを起こした時にどのような動きをするのかイメージすると解きやすいかと思います。

選択肢1. 等速直線運動をしている物体の移動した距離をL、その移動に要した時間をTとすれば、その速さVは、V=L✕Tで求められる。

等速直線運動をしている物体の移動した距離をL、その移動に要した時間をTとすれば、その速さVは、V=L✕TではなくL÷Tで求めます。

選択肢2. 物体が一定の加速度で加速し、その速度が10秒間に10m/sから35m/sになったときの加速度は、25m/s2である。

物体が一定の加速度で加速し、その速度が10秒間に10m/sから35m/sになったときの加速度は、

(35-10)÷10=2.5m/s2となります。

選択肢3. 運動している物体には、外から力が作用しない限り、静止している状態に戻ろうとする性質があり、この性質を慣性という。

運動している物体には、外から力が作用しない限り、静止している状態に戻ろうとする性質ではなく、同じ運動を続けようとする性質があります。これを慣性といいます。

選択肢4. 物体が円運動をしているとき、遠心力は、向心力に対して力の大きさが等しく方向が反対である。

正しい記述です。

物体が円運動をしているとき、遠心力は、向心力に対して力の大きさが等しく方向が反対となります。

そのためつり合って動きます。

選択肢5. 運動している物体の運動の方向を変えるのに要する力は、物体の質量が小さいほど大きくなる。

運動している物体の運動の方向を変えるのに要する力は、物体の質量が小さいほど大きくなるのではなく、大きいほど大きくなります。しっかり文章を読めば理解しやすいと思います。

まとめ

物体に対してどのような力を加えたらどのような動きになるか理解するのがポイントです。しっかり理解しましょう。

参考になった数12

02

運動とは物体に対して位置を変えること、摩擦とは

物体の相対運動を妨げる力になります。

選択肢1. 等速直線運動をしている物体の移動した距離をL、その移動に要した時間をTとすれば、その速さVは、V=L✕Tで求められる。

誤りです。

V=L÷Tで求められます。

選択肢2. 物体が一定の加速度で加速し、その速度が10秒間に10m/sから35m/sになったときの加速度は、25m/s2である。

誤りです。

加速度=速度の変化÷経過時間 で求めることができます。

加速度=(35-10)÷10

2.5m/s2となります。

選択肢3. 運動している物体には、外から力が作用しない限り、静止している状態に戻ろうとする性質があり、この性質を慣性という。

誤りです。

外から力が作用しない限り、静止している物体が静止の状態を

運動している物体は運動を続けようとする性質を慣性と呼びます。

選択肢4. 物体が円運動をしているとき、遠心力は、向心力に対して力の大きさが等しく方向が反対である。

正しいです。

選択肢5. 運動している物体の運動の方向を変えるのに要する力は、物体の質量が小さいほど大きくなる。

誤りです。

運動している物体の運動の方向を変えるのに要する力は、物体の質量が

小さいほど小さくなります。

まとめ

速度と加速度の違いに注意して覚えておきましょう。

参考になった数5

03

この問題では、物体の運動に関する基本的な法則や公式を正しく理解しているかが問われています。

 

等速運動や加速度、慣性、円運動における力の関係などは、資格試験の力学分野で必ず出てくる基礎知識です。

 

それぞれの定義や公式を正確に覚え、言葉の意味と物理現象を結び付けて理解することが重要です。

選択肢1. 等速直線運動をしている物体の移動した距離をL、その移動に要した時間をTとすれば、その速さVは、V=L✕Tで求められる。

誤った記述です。
速さは「単位時間あたりに進む距離」で求めます。正しい公式は
 

V= L÷Tです。

「掛け算」ではなく「距離÷時間」です。

選択肢2. 物体が一定の加速度で加速し、その速度が10秒間に10m/sから35m/sになったときの加速度は、25m/s2である。

誤った記述です。

加速度は「速度の変化量 ÷ かかった時間」で求めます。

 

記述では 25 m/s² としており、計算結果が間違っているため誤りです。

選択肢3. 運動している物体には、外から力が作用しない限り、静止している状態に戻ろうとする性質があり、この性質を慣性という。

誤った記述です。

慣性とは、
「動いているものは、そのまま動き続けようとする」
「止まっているものは、そのまま止まり続けようとする」
という性質の事です。

選択肢4. 物体が円運動をしているとき、遠心力は、向心力に対して力の大きさが等しく方向が反対である。

正しい記述です。

物体が回転している時、外向きに働く力を遠心力といい、内向きに働く力を向心力といいます。

遠心力と向心力は反対方向に働き力の大きさは等しくなります。

選択肢5. 運動している物体の運動の方向を変えるのに要する力は、物体の質量が小さいほど大きくなる。

誤った記述です。

運動の方向を変える力は、物体が重いほど(質量が大きいほど)大きな力が必要です。
軽いものは、少しの力でも方向を変えられます。

例えば転がっているサッカーボールとボウリングの球の向きを変えることを想像すると分かりやすいでしょう。

まとめ

問題文をよく読み、頭のなかでイメージすることが重要になります。

試験では、1つの語句や公式の微妙な違い(掛け算か割り算か、方向が同じか反対か)を問う出題が多いので、公式や定義を正確に覚え、具体例と結びつけて理解しておくことが重要です。

参考になった数0