TOEICの過去問 | 予想問題
Part6
問14

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問題

Part6の過去問/予想問題 問14 (訂正依頼・報告はこちら)

To: xxx@mail.com

Subject: Complaint against your staff member Tom Wang

Dear Mr. Gentle,

I would like to lodge a complaint ---( 1 )--- the bad service received from one of your staff when I had visited your bank branch on 27th of March 2015. I am a saving account holder in your bank with my account number being 2390332.

I had visited the branch to ---( 2 )--- some money in my account. I was asked to wait by one of the customer service executives by the name Tom Wang and above that I was not provided with a token. After waiting for fifteen minutes when I asked the customer service executive for help, he said that he was busy though he was not attending to any customer. I had to leave without being attended.


I would request you to take action against the staff member ---( 3 )--- else I may have to close my account.

Regards,
Nancy Lee.


---( 1 )---  =>  1-4
---( 2 )---  =>  5-8
---( 3 )---  =>  9-12
  • sort of
  • amounting
  • delegation
  • regarding
  • use
  • submit
  • deposit
  • rely
  • or
  • besides
  • due to
  • also

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この過去問の解説 (3件)

01

(1)の正解は4番の「regarding」です。

regarding ~で「~に関して・~について・~の点で」という意味ですから空欄に入れるとピッタリです。それ以外の選択肢は適しません。

1番のsort ofは「多少・いくぶん」、2番のamountingは「~に達する・~になる」、3番のdelegationは「代表団・委任」という意味です。

(2)の正解は7番の「deposit」です。

空欄の後ろがsome money in my account「自分の口座のお金」です。

口座のお金に何かをしに銀行の支店に行ったわけです。常識的に考えて3番のdeposit「預金する・預け入れをする」が適する事が分かりますね。

5番のuseは「使用する」、6番のsubmitは「提出する」、8番のrelyは「頼る」という意味です。

(3)の正解は9番の「or」です。

or elseで「あるいは・さもないと」という意味です。

空欄の前がI would request you to take action against the staff「私はこのスタッフに対し何かの処置を望みます。」とあり、空欄の後ろが I may have to close my account.「私は口座を閉じるでしょう。」とあるのですから、この二つの文を結ぶのは「さもないと」だという事が分かります。

or elseをセットで覚えましょう。10番のbesidesは「それに加えて」、11番のdue toは「~が原因で・~に起因して」、12番のalsoは「~もまた」という意味です。

訳:

題:スタッフTom Wangさんへの苦情

Gengtleさんへ

2015年の3/27に銀行に行った際の御社のスタッフのサービスのひどさについて申し上げます。私は御社に口座を持っており、番号は2390332です。

私は口座に預金をするために支店に伺いました。Tom Wangさんというカスタマーサービスの方に待つように言われたのですが、番号札は渡されませんでした。15分後、私がTom Wangさんに聞いたところ、彼は誰も接客していなかったにも関わらず、「忙しいので。」と言いました。私は接客もされずに帰るしかありませんでした。

このスタッフに対して何か対応をして下さらなければ、口座を閉じようと思います。

Nancy Lee

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02

Tom Wang という1銀行員に関する苦情を

銀行の上司または苦情担当責任者の Mr. Gentle に訴えるメールを

Nancy Lee さんが書きました。

なお,「苦情」のことを日本語では「クレーム」とも言いますが,

英語で「苦情」は a complaint です。

a claim は「要求,請求」や「主張」といった意味になるので

気をつけましょう。

① I would like to lodge a complaint ---(1)--- the bad service received from one of your staff

空欄は,名詞である a complaint(苦情)と

the bad service received from one of your staff

(お宅のスタッフの1人から受けた悪いサービス)

という名詞的かたまりに挟まれているので,

空欄にはそれらを接着する役割の単語を入れる必要があることが

分かります。与えられた選択肢を見てみると,

「~に関する」という意味を持つ

現在分詞由来の前置詞 regarding(4.)があります。

これを空欄に入れると,

「お宅のスタッフの1人に受けた悪いサービスに関する

 苦情を言わせていただきたい。」

という意味になり,内容に合う文が出来上がります。

したがって正解は【4】番 です。

なお,lodge a complaint は「不平を言う」。

正式な場面で使うことの多い表現です。

他の選択肢については,次の通りです。

sort of(1.)「~の種類」「○○の種類の~」という意味で

使われることが多いですが,動詞や形容詞,副詞の前に置き,

「多少,いくらか,ちょっとした」という意味を表すことがあります。

 例)I sort of like him. (彼のこと,ちょっと好きかも。)

amounting(2.) amount の現在分詞です。

この amount は自動詞であり,

amount to ~(~に達する,~に等しい)の形で用いられます。

(だから,[×] amounting the bad service のように名詞(の塊)を

 直後に従えることはありません!)

 例)His debts amount to $10,000. (彼の負債は1万ドルに達する。)

delegation(3.)「代表派遣」「委任」「代表団」という意味です。

② I had visited the branch to ---(2)--- some money in my account.

空欄の前が to であり,

与えられた選択肢はいずれも動詞の原形であるので,to 以下で

「私が支店を訪れた」適切な理由が表せるような動詞を選びます。

与えられた選択肢のうち some money を目的語として取り得るのは,

use(~を使う;5.)deposit(~を預金する;7.)です。

もちろん銀行の支店ですから,

deposit のほうがよいに決まっています。【7】番 が正解です。

submit(6.)「~を提出する」。目的語として

proposal(提案)や plan(計画),report(レポート),

documentation(文書),claim(請求)などを取ります。

rely(8.)は他の選択肢とは異なり自動詞であり,

rely on ~(~に頼る)の形で使われます。

 例)You have to find someone you can rely on.

   (あなたは頼りになる人を見つけないといけません。)

 ※ この場合,on の目的語(”~” に該当する語)は someone。

抜粋部の訳:

「私は自分の銀行口座にいくらかお金を預けるために

 支店を訪れました。」

③ I would request you to take action against the staff member ---(3)--- else I may have to close my account.

I would request you to take action …

(あなたに行動を起こしていただきたいと存じます)と

丁寧に言ってはいるのですが,

この部分は早い話が ’要請・命令’ です。

〈request 人 to do〉「人に~することを要請する」。)

ここで思い出して欲しいのが

  〈命令文+or〉(~しなさい,さもないと…)

です。これと同じように考えて or(9.)を空欄に入れると,

「そのスタッフに対して行動を起こしていただきたいと存じます。

さもなければ,私は口座を閉めなければならないかもしれません。」

という,このメールの内容に合った,脅しの文が出来上がります。

したがって,【9】番 が正解ということになります。

ちなみに,or のあとの else は意味を強める目的で置かれています。

besides(10.)は前置詞の場合は「~に加えて」という意味になり,

副詞の場合は also(さらに;12.)と似たような意味になります。

due to ~(11.)は「~のために」。‘理由’ を表す前置詞句であり,

後ろに節(文の単位で,主語と動詞を伴う)を続けることはできません。

<その他の注意点>

・with my account number being 2390332

 「私の口座番号は2390332(です)」

 これはいわゆる ‘付帯状況の with’ と言われるもので,ここでは

 I am a saving account holder in your bank

 (私は御社に口座を持っており)

 に補足説明を追加する役割を担っています。付帯状況の with の形が

 〈with + O + C〉であることもしっかり押さえておきましょう。

 (C は形容詞や現在分詞,過去分詞などが入り,

  この場合の C は現在分詞句 being 2390332 です。)

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03

(1)の正解は 4. regarding です。

選択肢はそれぞれ、1. sort of で「多少、いくらか」、2. amount(ing) で「総計~に達する」、3. delegationで「[…への / …の]代表団、委任」、4. regarding で「…に関して」という意味です。本問で意味的に適切なのはこのうち regarding です。したがって、4. が正解です。

(2)の正解は 7. deposit です。

第一段落に bank という語があるように、このメール文は「銀行」関する内容であることが分かります。そして、本問では「何のために」the branch(支店)を訪れたのかが問われています。空白の後半から、some money(いくらかのお金を)in my account(私の口座に)---( 2 )---するために銀行の支店を訪れたのですから、ここに入る適切な語は選択肢のうち、deposit「預金する」です。したがって、7. が正解です。

ちなみに、6. submit は「~を提出する」、8. rely は「~を信頼する、頼りにする」という意味です。

(3)の正解は 9. or です。

熟語の問題です。空白直後にある else を伴って、or else で「さもなければ、そうでないと」という意味になります。したがって、9. が正解です。

訳:
To: xxx@mail.com

題名:貴社の職員Tom Wang氏への苦情

Gentle様

2015年の3月27日に貴銀行支店に行った際に、貴社の職員の一人から受けたひどいサービスに関して苦情を申し上げたいと思います。私は貴銀行に口座を持っており、番号は2390332です。

私は口座に預金をするために支店に伺いました。(すると、)Tom Wang氏という名前のカスタマーサービスの方に待つように言われました。しかし、その際に番号札は渡されませんでした。15分待った後、私がTom Wang氏に聞いたところ、彼は誰とも接客していなかったにも関わらず、忙しいと言ってきました。私は接客もされずに帰るしかありませんでした。

私は この職員に対して何らかの対応を望みます。さもなければ、私は口座を閉じなければならないかもしれません。

よろしくお願いいたします。
Nancy Lee.

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