あん摩マッサージ指圧師の過去問
第24回(2016年)
午前 問30

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第24回(2016年) 午前 問30 (訂正依頼・報告はこちら)

エネルギー代謝について正しいのはどれか。
  • 脂肪組織は筋組織より代謝が高い。
  • 基礎代謝量の測定は安静座位で行う。
  • 体表面積当たりの基礎代謝量は成人より小児の方が高い。
  • エネルギー代謝率は活動時代謝量と基礎代謝量の比である。

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この過去問の解説 (3件)

01

基礎代謝とは、厳密に言うと、

前日に食事をしててから12〜18時間経過た後、次の日の朝食をとらずに安静仰臥の状態で消費されるエネルギー量のことを言います。

一般成人では、女性が1200キロカロリー、男性は1500キロカロリーとなっています。

女性は、12歳~14歳に、男性は、15歳~17歳にもっとも多くなり、乳児においては、体重当たりの基礎代謝は大人に比べると大きくなります。

選択肢1. 脂肪組織は筋組織より代謝が高い。

脂肪組織の代謝は低いです。脂肪はエネルギー量が大きく、また、貯蓄量も大きいです。グリコーゲンの6倍のエネルギーを貯めることができます。

選択肢2. 基礎代謝量の測定は安静座位で行う。

安静臥床です。

選択肢3. 体表面積当たりの基礎代謝量は成人より小児の方が高い。

小児は代謝が良いです。

選択肢4. エネルギー代謝率は活動時代謝量と基礎代謝量の比である。

比ではなく、差です。

動いている時から、安静時の代謝の差と、基礎代謝との比です。

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02

1.脂肪組織は筋組織より代謝が低いです。

2.基礎代謝量の測定は安静臥床で行います。

3.正答です。

4.エネルギー代謝率は、運動によって余分に消費した酸素量が、基礎代謝時の酸素消費量の何倍に相当するかという値です。

参考になった数0

03

1.脂質は蛋白質および炭水化物のカロリー量より高いため、過剰になるほど代謝が低くなります。
筋組織の中でも骨格筋は蛋白質量に影響され、蛋白質量が増えるほど代謝が高くなります。

2.基礎代謝量は、心身ともに安静な状態の時に、生命維持のため消費される必要最小限のエネルギー量を指します。

3.体表面積当たりの基礎代謝量では成人より小児の方が高いです。

4.エネルギー代謝率は次のように算出します、
「(【活動時のエネルギー】ー【座位安静時のエネルギー】)/基礎代謝量」

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