あん摩マッサージ指圧師の過去問
第24回(2016年)
午前 問31

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第24回(2016年) 午前 問31 (訂正依頼・報告はこちら)

腎臓の集合管においてナトリウムイオンの再吸収を促進するのはどれか。
  • アルドステロン
  • インスリン
  • グルカゴン
  • コレシストキニン

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この過去問の解説 (3件)

01

腎臓の集合管におけるナトリウムイオンの再吸収の作用は、

先ず、肝臓で作られているアンジオテンシノゲンが血中に分泌されて起こります。

このアンジオテンシノゲンが、血中で、アンジオテンシン1となり、腎臓を通る際に、腎臓の傍糸球体細胞からレニンが血中に分泌されて、今度は、アンジオテンシン2に変わります。

アンジオテンシン2は強い血管収縮作用がありますが、このアンジオテンシン2に対して、副腎皮質からのアルドステロンを分泌されると、

腎臓の集合管で、ナトリウムイオンの再吸収と、

同時に、カリウムイオンの分泌、

そして、水も再吸収されるために、血圧が上昇します。

選択肢1. アルドステロン

正解です。

選択肢2. インスリン

すい臓から分泌され、血糖値に関与します。

選択肢3. グルカゴン

すい臓から分泌され、血糖値に関与します。

選択肢4. コレシストキニン

十二指腸の消化ホルモンになります。

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02

1.アルドステロン:副腎皮質より分泌され、集合管におけるナトリウムの再吸収を促します。

2.インスリン:膵臓β細胞で分泌され、
糖、脂質、タンパク質の同化を促進します。

3.グルカゴン:膵臓α細胞で分泌され、
・糖、脂質の異化を促進します。
・インスリン、ソマトスタチンの分泌を促進します。

4.コレシストキニン:小腸で分泌され、
膵液の分泌、胆嚢の平滑筋の収縮を促進します。

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03

1.アルドステロンは副腎皮質から分泌されるホルモンで、腎臓でナトリウム再吸収を促進します。

2.3.インスリン、グルカゴンは膵臓で生成分泌されるホルモンで血糖値に関係します。

4.コレシストキニンは十二指腸などで分泌される消化管ホルモンの一種です。

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