あん摩マッサージ指圧師の過去問
第24回(2016年)
午前 問36

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第24回(2016年) 午前 問36 (訂正依頼・報告はこちら)

自然免疫の働きとして適切なのはどれか。
  • 好中球による食作用
  • キラーT細胞による細胞傷害作用
  • 免疫記憶細胞による抗原の認識
  • 形質細胞による免疫グロブリンの産生

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この過去問の解説 (3件)

01

自然免疫には、白血球の食細胞(好中球、単球、マクロファージ)、NK細胞及び顆粒球(好中球、好酸球、好塩基球)が関係します。
リンパ球(T細胞及びB細胞)、抗原認識、免疫グロブリン(抗体)は獲得免疫の働きをしています。

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02

自然免疫と獲得免疫の二つに分けられます。

自然免疫は、反応が早く、菌やウイルスが侵入すると、先ずは自然免疫によって、免疫反応が起こります。

自然免疫とは、体表の皮膚や粘膜、貪食性のマクロファージ、マクロファージの呼びかけで集まってくる好中球、樹状細胞、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)などが戦いますが、

これでも、対応できなかった場合に、

獲得免疫が反応してきます。

獲得免疫には、

樹上細胞やマクロファージに、抗原を提示される、

ヘルパーT細胞、キラーT細胞、B細胞、B細胞から分化した形質細胞、メモリーB細胞などがあり、後天性の免疫となります。

選択肢1. 好中球による食作用

自然免疫です。

選択肢2. キラーT細胞による細胞傷害作用

獲得免疫となります。

選択肢3. 免疫記憶細胞による抗原の認識

獲得免疫の働きです。

選択肢4. 形質細胞による免疫グロブリンの産生

これも、獲得免疫です。

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03

免疫は自然免疫と獲得免疫に大きく分けられます。

自然免疫は好中球やマクロファージ、樹状細胞といった食細胞が主役となります。

獲得免疫はT細胞やB細胞といったリンパ球が主役となります。

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