あん摩マッサージ指圧師の過去問
第24回(2016年)
午前 問52

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第24回(2016年) 午前 問52 (訂正依頼・報告はこちら)

血圧測定に関して正しいのはどれか。
  • マンシェットは肘窩を中心に巻く。
  • 触診法で拡張期血圧が測定できる。
  • 脈圧は収縮期血圧と拡張期血圧の差である。
  • 収縮期血圧はスワン第5点で判断する。

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この過去問の解説 (4件)

01

正解は「脈圧は収縮期血圧と拡張期血圧の差である。」です。

選択肢1. マンシェットは肘窩を中心に巻く。

マンシェットは、上腕に巻きます。

選択肢2. 触診法で拡張期血圧が測定できる。

触診法では、収縮期血圧(最高血圧)が測定でき、拡張期血圧(最低血圧)は、測定することができません。

選択肢3. 脈圧は収縮期血圧と拡張期血圧の差である。

正解です。

選択肢4. 収縮期血圧はスワン第5点で判断する。

スワン第1点は、収縮期血圧(最高血圧)、スワン第5点は、拡張期血圧(最低血圧)です。

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02

正解は 脈圧は収縮期血圧と拡張期血圧の差である。

選択肢1. マンシェットは肘窩を中心に巻く。

マンシェットは通常、上腕に巻きます。

選択肢2. 触診法で拡張期血圧が測定できる。

触診法では拡張期血圧(最低血圧)は測定できず、収縮期血圧(最高血圧)が測定できます。

選択肢3. 脈圧は収縮期血圧と拡張期血圧の差である。

収縮期血圧(最高血圧)と拡張期血圧(最低血圧)の差を脈圧と言います。

正解です。

選択肢4. 収縮期血圧はスワン第5点で判断する。

拡張期血圧(最低血圧)はスワン第5点です。収縮期血圧(最高血圧)はスワン第1点です。

まとめ

拡張期血圧と収縮期血圧は間違えやすいので、違いを理解し、血圧測定は正しい手順、方法で覚えましょう。

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03

正解は、脈圧は収縮期血圧と拡張期血圧の差である。となります。言い換えれば、脈圧とは収縮期血圧から拡張期血圧をひいたものです。

選択肢1. マンシェットは肘窩を中心に巻く。

マンシェットは肘窩を中心に巻くのではなく、上腕に巻きます。

選択肢2. 触診法で拡張期血圧が測定できる。

触診法で測定できるのは、収縮期血圧です。

収縮期血圧とは、最高血圧のことです。

問題文の拡張期血圧とは、最低血圧のことであり、触診法では測定できません。

選択肢3. 脈圧は収縮期血圧と拡張期血圧の差である。

正しい選択肢です。言い換えれば、脈圧とは収縮期血圧から拡張期血圧をひいたものです。

選択肢4. 収縮期血圧はスワン第5点で判断する。

収縮期血圧(=最高血圧)はスワン第1点で判断する。

または

拡張期血圧(=最低血圧)はスワン第5点で判断する。

が正解となります。

まとめ

血圧はバイタルサインの一つです。

血圧が高くなる疾患、低くなる疾患と合わせて学習すると、更に理解が深まるでしょう。

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04

正答 脈圧は収縮期血圧と拡張期血圧の差である。

血圧測定の手順は下記の通りです。

選択肢1. マンシェットは肘窩を中心に巻く。

マンシェットは上腕に巻きます。

選択肢2. 触診法で拡張期血圧が測定できる。

触診法では最高血圧=収縮期血圧が測定できます。

選択肢3. 脈圧は収縮期血圧と拡張期血圧の差である。

収縮期血圧(最高血圧)と

拡張期血圧(最低血圧)の差を脈圧と言います。

選択肢4. 収縮期血圧はスワン第5点で判断する。

マンシェットの空気を抜いていき拍動音が聞こえるようになります。

→スワン第1点=収縮期血圧

急に音が弱くなります。

→スワン第4点

音が完全に消失します。

→スワン第5点=拡張期血圧

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