あん摩マッサージ指圧師の過去問
第24回(2016年)
午後 問9

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第24回(2016年) 午後 問9 (訂正依頼・報告はこちら)

脳卒中の運動療法を開始する際にアンダーソン・土肥の基準で訓練を行わない方が良い場合はどれか。
  • 安静時に息切れがある。
  • 下肢に筋肉痛がある。
  • 脈拍が100回/分である。
  • 収縮期血圧が140mmHgである。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

「アンダーソン・土肥の基準」は、

運動療法のリスク管理に用いられる基準のひとつです。

選択肢1. 安静時に息切れがある。

安静時に息切れがある場合は、

運動を行わない方がよい場合に該当しますので、

これが正解であると考えられます。

選択肢2. 下肢に筋肉痛がある。

「アンダーソン・土肥の基準」では、

下肢に筋肉痛がある場合については

取り上げられていません。

選択肢3. 脈拍が100回/分である。

脈拍が、120回/分以上である場合は、

運動を行わない方がよい場合に該当します。

選択肢4. 収縮期血圧が140mmHgである。

収縮期血圧が200mmHg以上である場合は、

運動を行わない方がよい場合に該当します。

まとめ

「アンダーソン・土肥の基準」では、

血圧や脈拍、呼吸の状態を中心に判断します。

参考になった数1

02

正答 1

アンダーソン・土肥の基準によると
運動を行わないほうがよい場合は

・安静時脈拍数120拍 /分以上
・拡張期血圧120mmHg 以上または収縮期血圧200mmHg 以上
・労作性狭心症または一ヶ月以内の心筋梗塞
・明かな心不全や著しい不整脈
・運動前すでに動悸、息切れのあるもの

とあるので、設問では1が該当します。

参考になった数0

03

正解は1です。

1:運動前すでに動悸、息切れのある場合は、運動を行わない方が良いです。よって正解です。

2:下肢の筋肉痛は、関係ありません。

3:運動中、脈拍数が120/分を越えた場合は、運動を一時中止し、回復を待って再開をします。

4:収縮期血圧が、200以上の場合は、運動を行わない方が良いです。

参考になった数0