問題
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アテトーゼ型脳性麻痺にみられる二次的合併症で最も多いのはどれか。
1 .
認知症
2 .
痙性片麻痺
3 .
変形性肩関節症
4 .
頸椎症性脊髄症
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第24回(2016年) 午後 問12 )
アテトーゼ型脳性麻痺は、
四肢や体幹の不随意運動や
筋緊張の変動がみられる
脳性麻痺です。
認知症は、脳疾患などが原因で、
認知機能が低下し、
日常生活に支障をきたします。
痙性片麻痺は、
脳や脊髄の障害により痙性がみられ、
体の片側が突っ張るようになり、
動かしにくくなっている状態です。
変形性肩関節症は、
肩関節の変形により
運動障害や痛みを生じる疾患です。
頸椎症性脊髄症は、頸椎部で、
脊柱管が椎間板や靭帯の突出により
脊髄が圧迫され、手足の運動障害やしびれ、
痛みなどの症状が出る疾患です。
アテトーゼ型脳性麻痺では、
断続的な不随意運動がみられることから、
頸椎症性脊髄症を合併することがありますので、
これが正解であると考えられます。
脳性麻痺は、受胎から生後4週までの間に生じた、
脳の非進行性の病変に基づく、
永続的かつ変化しうる運動と姿勢の異常です。