あん摩マッサージ指圧師の過去問
第24回(2016年)
午後 問13
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第24回(2016年) 午後 問13 (訂正依頼・報告はこちら)
慢性閉塞性肺疾患に対する運動療法でボルグ・スケールによる負荷量として最も適切なのはどれか。
- かなり楽である
- 楽である
- ややきつい
- かなりきつい
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この過去問の解説 (3件)
01
慢性閉塞性肺疾患は、
タバコの煙などの有害物質を
長期間吸入することにより生じた
気管支の炎症や肺胞の破壊により生じます。
ボルグ・スケールは、
主観的運動強度を示す指標です。
「非常に楽である」から、「非常にきつい」状態までを、
6〜20の数字で表しています。
「かなり楽である」状態は、
このスケールの9に相当します。
「楽である」状態は、
このスケールの11に相当します。
「ややきつい」状態は、
スケールの13に相当します。
慢性閉塞性肺疾患の運動療法の強度は、
「ややきつい」程度が望ましいと
されていますので、
これが正解であると考えられます。
「かなりきつい」状態は、
このスケールの17に相当します。
ボルグ・スケールをもとに作成された、
修正ボルグ・スケールでは、
主観的運動強度を
0、0.5、 1〜10の12段階で評価します。
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02
自覚的運動強度を測る尺度としてボルグ・スケールがあり
「かなり楽である」から「かなりきつい」までを
6~20の15段階で表します。
無酸素運動から有酸素運動に変わるATポイントは
「11.楽である」から「13.ややきつい」程度にあたり
慢性閉塞性肺疾患の運動療法負荷は「ややきつい」を目安とします。
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03
ボルグ・スケールは、「かなり楽である」から「かなりきつい」まであり、運動時の主観的負担度を数値で表したものです。
1:かなり楽である、2:楽である、 4、かなりきついは、誤りです。
3:ややきついは、負荷量として適切です。
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