あん摩マッサージ指圧師の過去問
第24回(2016年)
午後 問36

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第24回(2016年) 午後 問36 (訂正依頼・報告はこちら)

経穴現象の説明で正しいのはどれか。
  • エアポケット現象がみられるのは皮膚電気抵抗低下部位である。
  • 良導点は皮膚温の低下部位である。
  • 撮診点は皮膚の知覚過敏部位である。
  • 圧診点は皮膚の硬結部位である。

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この過去問の解説 (3件)

01

1 エアポケット現象は【皮膚温の変化を示す部分】です。

2 良導点は交感神経を介した反応により出現する、【皮膚の通電抵抗が低下する現象】です。

3 撮診点は皮膚をつまんで検査し、【皮膚の知覚過敏を指標とする】もので、正答となります。

4 圧診点は深く【圧迫した時に強い痛みが出る部分】です。
硬結は【経脈上の柔らかい組織が、炎症やうっ血、充血などで硬くなっている点】で、痛みを伴う事もありますが、良導絡の圧診点とは違います。

良導絡は西洋医学的な分析法によって東洋医学の特に経絡・経穴を理解しようという試みです。
幅広い知識を獲得するように勉強していきましょう。

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02

皮膚は、体外の刺激を受容するだけでなく、

体内の様子を反映する働きも持ち合わせています。

選択肢1. エアポケット現象がみられるのは皮膚電気抵抗低下部位である。

エアポケット現象では、

皮膚温の変化がみられます。

選択肢2. 良導点は皮膚温の低下部位である。

良導点では、皮膚電気抵抗の低下がみられます。

選択肢3. 撮診点は皮膚の知覚過敏部位である。

撮診点は、

皮膚をつまむことで、

知覚過敏をとらえる部位ですので、

これが正解となります。

選択肢4. 圧診点は皮膚の硬結部位である。

圧診点は、皮膚を圧迫することで痛みを感じる部位です。

まとめ

経穴現象について確認しておきましょう。

参考になった数0

03

1.エアポケット現象は皮膚温の変化を示しています。

2.良導点は皮膚電気抵抗低下が交感神経を介した反応で出現したものです。

3.撮診点は皮膚の知覚過敏を指標としています。

4.圧診点は圧迫した時の疼痛の部分です。マックバーネー点などがあります。

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