あん摩マッサージ指圧師 過去問
第24回(2016年)
問139 (午後 問64)
問題文
次の文で示す症例について、問いに答えよ。
「55歳の男性。物忘れが多く、買い物をすることも困難になった。自分の部屋に戻れないことがある。睡眠障害はあるが、幻覚、妄想はみられない。」
最も考えられるのはどれか。
「55歳の男性。物忘れが多く、買い物をすることも困難になった。自分の部屋に戻れないことがある。睡眠障害はあるが、幻覚、妄想はみられない。」
最も考えられるのはどれか。
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第24回(2016年) 問139(午後 問64) (訂正依頼・報告はこちら)
次の文で示す症例について、問いに答えよ。
「55歳の男性。物忘れが多く、買い物をすることも困難になった。自分の部屋に戻れないことがある。睡眠障害はあるが、幻覚、妄想はみられない。」
最も考えられるのはどれか。
「55歳の男性。物忘れが多く、買い物をすることも困難になった。自分の部屋に戻れないことがある。睡眠障害はあるが、幻覚、妄想はみられない。」
最も考えられるのはどれか。
- 統合失調症
- アルツハイマー病
- ピック病
- パーキンソン病
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この過去問の解説 (3件)
01
症例の男性は、物忘れが多く買い物が困難になっており、
自分の部屋に戻れないことがある、
睡眠障害はあるが、幻覚や妄想はみられないとのことから、
認知機能の障害が考えられます。
統合失調症は、脳の機能不全から、
幻覚や妄想がみられる疾患です。
アルツハイマー病では、
症例の男性のように、
物忘れや場所がわからなくなったり、
睡眠障害が出現したりしますので、
これが正解であると考えられます。
ピック病は、認知症のひとつです。
記憶は比較的保たれていますが、
情緒障害や人格障害などがみられます。
パーキンソン病は、
ドパミン神経細胞の減少に伴い、
ドパミンの量が減少することにより生じます。
認知機能障害や幻覚、睡眠障害、記憶障害などが
みられる場合があります。
疾患の持つ特徴的な症状に注意してみましょう。
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02
2 アルツハイマー病は、記憶障害や認知障害などが現れますが、幻覚・妄想は見られる事は少なく、正答となります。
3 ピック病は、感情の障害、意思の欠如、言語障害などがあらわれ、理性的な行動が出来にくくなります。
4 パーキンソン病は認知障害に加え、運動神経の障害、振戦、筋固縮、小刻み歩行、仮面用顔貌が現れます。
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03
1.統合失調症は精神障害の一つで幻覚、異常行動が伴います。
3.ピック病は前頭側頭型認知症で人格変化、行動異常があります。
4.パーキンソン病は手の震え、動作や歩行困難などを伴う、進行性神経変性疾患です。
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