あん摩マッサージ指圧師の過去問
第24回(2016年)
午後 問65
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第24回(2016年) 午後 問65 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文で示す症例について、問いに答えよ。
「55歳の男性。物忘れが多く、買い物をすることも困難になった。自分の部屋に戻れないことがある。睡眠障害はあるが、幻覚、妄想はみられない。」
マッサージで改善が期待できるのはどれか。
「55歳の男性。物忘れが多く、買い物をすることも困難になった。自分の部屋に戻れないことがある。睡眠障害はあるが、幻覚、妄想はみられない。」
マッサージで改善が期待できるのはどれか。
- 記憶障害
- 見当識障害
- 睡眠障害
- 遂行機能障害
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この過去問の解説 (3件)
01
マッサージの適応症状は、疼痛緩和や血液・リンパの循環改善に加え、心理的効果・不定愁訴の改善となっています。
1 記憶障害は、認知症の症状である、記憶力の低下になります。
2 見当識障害は、認知症の症状である、時間や場所が解らなくなる事となります。
3 睡眠障害は、マッサージの適応である不定愁訴に含まれ、正答となります。
4 遂行機能障害は、認知症の症状である、思考力・判断力の低下になります。
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02
マッサージは、血行の促進や
痛みの緩和などの目的で行われます。
記憶障害は、認知症の症状のひとつですが、
マッサージによって改善が期待できる可能性は
低いと考えられます。
見当識障害は、認知症の症状のひとつですが、
マッサージによって改善が期待できる可能性は
低いと考えられます。
睡眠障害は認知症の症状の一つですが、
マッサージの適応となる症状ですので、
これが正解となります。
遂行機能障害は認知症の症状のひとつですが、
マッサージによって改善が期待できる可能性は
低いと考えられます。
マッサージの適応となる症状は多岐にわたります。
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03
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