問題
このページは問題閲覧ページです。正解率や解答履歴を残すには、 「条件を設定して出題する」をご利用ください。
[ 設定等 ]
胸鎖乳突筋の揉捏法で使用頻度が最も高いのはどれか。
1 .
母指揉捏法
2 .
二指揉捏法
3 .
手根揉捏法
4 .
手掌揉捏法
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第24回(2016年) 午後 問66 )
胸鎖乳突筋は、
胸骨柄上縁、鎖骨内包1/3を起始とし、
側頭骨乳様突起、後頭骨上項線で停止する筋です。
母指揉捏法は、
施術部位に母指をあてて加圧し、
筋繊維に対して垂直に揉捏する方法です。
頭部、顔面、背部、腰部、手背、足背などに用います。
二指揉捏法は、
示指と母指で施術部位を挟んで揉捏する方法です。
首など、狭い部位に用います。
胸鎖乳突筋は、
頸部にある細い筋ですので、
この揉捏法の使用頻度が最も高いと
考えられます。
手根揉捏法は、
手根部を施術部位に当てて揉捏する方法です。
肩甲骨や臀部など広い部位や硬い部位に用いられます。
手掌揉捏法は、
施術部位に手掌を当てて揉捏する方法です。
肩や背中、上腕、大腿部など広い部位に用いられます。
施術部位に応じて揉捏法を選択する必要があります。