あん摩マッサージ指圧師の過去問
第24回(2016年)
午後 問69
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第24回(2016年) 午後 問69 (訂正依頼・報告はこちら)
関節モビリゼーションの目的はどれか。
- 関節周囲筋の筋力増強
- 関節液の分泌促進
- 関節包内運動の改善
- 関節周囲の皮膚の伸張性の改善
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この過去問の解説 (3件)
01
これは低可動性の改善、疼痛の軽減などの目的で行う他動運動です。
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02
疼痛緩和・関節柔軟性の増進・可動域の回復・拘縮の改善・関節の位置矯正・栄養供給の回復・滑膜のマッサージ効果・関節内循環促進が目的となります。
1 関節周囲筋の筋力増強は筋力トレーニングが適応です。
2 関節液の分泌促進は、間接的な効果であり、目的とは異なります。
3 関節包内運動の改善は、関節もビリゼーションの直接の目的となり、正答となります。
4 関節周囲の皮膚の伸張性の改善は、ストレッチングが適応です。
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03
関節モビリゼーションは、
関節や軟部組織に対し、さまざまな振り幅、スピードで、
連続した他動運動を行うことです。
関節周囲筋の筋力増強を目的に実施されるのは、
運動療法です。
関節モビリゼーションにより、
関節の機能が適正化され、
結果的に関節液の分泌が促進されると考えられます。
関節モビリゼーションは、
関節包内運動の改善を目的としていますので、
これが正解であると考えられます。
関節周囲の皮膚の伸長性は、
関節運動に影響を及ぼしますが、
その改善は関節モビリゼーションの目的には
該当しません。
関節モビリゼーションの目的と方法について振り返っておきましょう。
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