あん摩マッサージ指圧師の過去問
第24回(2016年)
午後 問72

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第24回(2016年) 午後 問72 (訂正依頼・報告はこちら)

軽擦法の刺激の受容に関与するのはどれか。
  • 腱受容器
  • 脊髄側角
  • 後索路
  • 大脳基底核

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この過去問の解説 (3件)

01

軽擦法は軽い力で皮膚面を擦る、【触圧刺激】となります。

1 腱受容器は、腱内に存在し、筋紡錘と共に筋の長さの受容となります。

2 脊髄側角は、自律神経の集まりとなります。

3 後索路は、局所が明確な触覚を伝える神経路であり、正答となります。

4 大脳基底核は、運動の制御に関わる組織となります。

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02

触圧覚、深部感覚は感覚受容器(マイスネルあるいはパチニ小体など)から脊髄の後索路、その後延髄の後索核を経由し最後に体性感覚野に入ります。

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03

軽擦法は、手掌などを

施術部位に密着させ、軽い力でさする施術方法です。

選択肢1. 腱受容器

腱受容器は、筋繊維の腱移行部にあり、

筋腱の伸長が刺激となります。

選択肢2. 脊髄側角

脊髄側角は、灰白質の一部で、

頸髄から胸髄にかけて存在し、

交感神経が分布しています。

選択肢3. 後索路

後索路は、脊髄後索にあり、

深部感覚や触圧覚の伝導路となっていますので、

これが正解となります。

選択肢4. 大脳基底核

大脳基底核は、

大脳の深部にあり、

おもに錐体外路運動に関与します。

まとめ

軽擦法は、

皮膚温上昇や、筋緊張の緩和、

痛みの軽減などに効果があります。

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