あん摩マッサージ指圧師の過去問
第25回(2017年)
午前 問28

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第25回(2017年) 午前 問28 (訂正依頼・報告はこちら)

固有心筋について誤っているのはどれか。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

心筋の特徴は横紋筋なのに不随意筋、介在板でのギャップ結合です。

選択肢1. ギャップ結合がある。

同時収縮するためにギャップ結合があります。

選択肢2. 不随意筋である。

自分の意志で動かしていないですよね

選択肢3. 横紋筋である。

内臓は平滑筋ですが心筋だけは骨格筋と同じ横紋筋です。

選択肢4. 強縮する筋である。

心筋が強縮したら死にます。

参考になった数1

02

1 . ギャップ結合がある。
心筋は調和のとれた興奮と収縮が必要であるため、刺激を全体へ広げやすいギャップ結合という細胞同士が吻合した構造となっています。

2 . 不随意筋である。
直接的な意思で動かす随意運動ではなく、自律神経によって調節された運動を行います。

3 . 横紋筋である。
心筋は細胞核のある横紋筋です。

4 . 強縮する筋である。
強縮とは刺激が繰り返される事によって、筋の単収縮が連続して発生する現象です。心筋は単収縮のみなので正答です。

参考になった数0

03

心臓の筋肉は「固有心筋」と「特殊心筋」に大別されます。
固有心筋は電気刺激をうけることで短収縮を行うだけの筋肉です。
特殊心筋は興奮の発生と伝導を行い収縮はしません。

1、3 心筋は横紋筋細胞で成り立っており、その心筋細胞同士が介在板(境界膜)によって吻合しています。
介在板はギャップ結合という構造があり、細胞間の電気信号が容易に伝わります。
その構造により、隣り合った心筋細胞群があたかも1つの細胞のように機能することができます。

2 心筋は意志によって調整することができない、不随意筋であり、自律神経の支配を受けます。

参考になった数0