あん摩マッサージ指圧師の過去問
第25回(2017年)
午前 問46

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第25回(2017年) 午前 問46 (訂正依頼・報告はこちら)

臓器と触診部位の組合せで正しいのはどれか。
  • 肝臓 ----- 右季肋部
  • 腎臓 ----- 心窩部
  • 虫垂 ----- 左下腹部
  • 膵臓 ----- 右側腹部

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

臓器の位置が頭に入っていれば簡単な問題です。

選択肢1. 肝臓 ----- 右季肋部

正解です。

選択肢2. 腎臓 ----- 心窩部

「腎臓」は左右第12肋骨あたりに位置します。

心窩部下にあるのは「胃」です。

選択肢3. 虫垂 ----- 左下腹部

「虫垂」は右下腹部です。

虫垂炎での圧痛ポイントになります。

選択肢4. 膵臓 ----- 右側腹部

膵臓は左側腹部にあります。

参考になった数0

02

1 . 肝臓 ----- 右季肋部
肝臓は右季肋部に存在している為、正答となります。

2 . 腎臓 ----- 心窩部
腎臓は左右側腹部で触知されます。
心窩部は胃が位置していますが通常触知はされません。

3 . 虫垂 ----- 左下腹部
虫垂は右下腹部です。
虫垂は筋性防御とマックバーネ点に圧痛もしくはブルンベルグ兆候が認められます。
左下腹部は急性膀胱炎の場合は圧痛が現れます。

4 . 膵臓 ----- 右側腹部
脾臓の位置は左季肋部であり、通常触知されません。
肝硬変や悪性リンパ腫など、細菌や異物や赤血球の破壊が頻繁に行われている場合、脾臓が肥大し左季肋部に触知されます。

参考になった数0

03

心窩部:通常胃は触知されませんが、胃炎・十二指腸潰瘍があると
    自発痛、圧痛があります。
    膵炎では深部に自発痛、圧痛があります。

右季肋部:肝臓を触診します。
     通常胆嚢は触知されませんが、癌などで総胆管が閉塞されると、
     腫大した胆嚢を触知できます。

左季肋部:通常は脾臓は触診されませんが、肝硬変、悪性リンパ腫、白血病で脾臓が肥大すると触知できます。

臍部:小腸、大腸の触知が出来ます。
   腸炎では圧痛があります。

右側腹部:腎癌、嚢胞腎、水腎症などで右腎が肥大すると触知できます。

左側腹部:腎癌、嚢胞腎、水腎症などで左腎が肥大すると触知できます。

下腹部:急性膀胱炎では下腹部に圧痛があります。
    子宮筋腫・卵巣の腫瘤を触れることがあります。

右腸骨窩:回盲部が触知できます。
     圧痛がある場合は急性虫垂炎が疑われます。

左腸骨窩:S状結腸を触知できます。
    便秘時には糞塊を感じます。
    左側の卵巣・卵管の腫瘤を触知できます。

鼠径部:鼠径ヘルニアを触知することができます。

参考になった数0