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あん摩マッサージ指圧師の過去問 第25回(2017年) 午前 問66

問題

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COPDについて正しいのはどれか。
   1 .
我が国では原因の約50%が喫煙とされている。
   2 .
労作時の息切れが特徴である。
   3 .
肺が縮小する疾患である。
   4 .
運動療法は無効である。
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第25回(2017年) 午前 問66 )
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この過去問の解説 (3件)

3
肺疾患のうち「気道中心慢性気管支炎」と「肺胞中心である肺気腫」のことをCOPD(慢性閉塞性肺疾患)といいます。

原因はタバコの煙や大気汚染、室内での有機燃料の煙などがあります。
症状としては「労作時呼吸苦」「閉塞性障害」「呼吸音の減弱と、呼気の延長」「吸気時のすぼめ口呼吸と、樽状胸」「進行すると右心不全」がみられます。


1.我が国では原因の約50%が喫煙とされている。
  COPDはたばこ病と言われるほどで、喫煙が主原因となり、90%以上と言われています。
  
3.肺が縮小する疾患である。
  COPDだと、肺が過膨張した状態であり、肺機能検査で閉塞性障害(呼出困難、1秒率の低下)が特徴です。

4.運動療法は無効である。
  COPDの治療としては、「禁煙」「呼吸訓練、運動リハビリ」「薬物治療」「酸素療法」「肺減量療法」などがあります。

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慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、喫煙歴がある40歳以上に好発し、慢性的な咳嗽、喀痰、労作時の呼吸困難が特徴的です。

選択肢1. 我が国では原因の約50%が喫煙とされている。

COPDの原因の90%以上は喫煙とされています。

選択肢2. 労作時の息切れが特徴である。

COPDでは安静時において息が吐ききれず、肺の中の空気が残存して過膨張となります。その結果、十分に息が吸えなくなり、労作時の息切れを引き起こします。なので、これが正解であると考えられます。

また、息をうまく吐き出せないため、口をすぼめて吐き出そうとします。これを口すぼめ呼吸と言います。

選択肢3. 肺が縮小する疾患である。

COPDで安静時において、息が吐ききれず、肺の中の空気が残存するため、縮小せず膨張する傾向にあります。

選択肢4. 運動療法は無効である。

COPDの治療としては、禁煙、呼吸リハビリテーション(呼吸訓練、運動療法など)、薬物療法があげられます。特に運動療法では、歩行やトレッドミルなどを下肢の運動による全身持久力トレーニングが有効とされています。

まとめ

COPDは、スパイロメトリーによる1秒率が70%を下回ることで診断されます。息が吐きづらくなるため、口すぼめ呼吸がおこり、呼気延長、ビア樽状胸郭、肺の過膨張などもみられるようになります。

0

COPD:慢性閉塞性肺疾患

原因の大部分が喫煙です(日本では90%)

まず、有害物質により細気管支に炎症が起こり末梢の肺胞の炎症を起こします。

咳や痰が多くなり気管支の内側が狭くなり空気の循環が悪くなります。

最終的に肺胞の細胞が破壊されブヨブヨになり弾力がなくなり(肺気腫・樽状肺)空気を吐き出せなくなります。上手く空気を吐き出せないため口をすぼめて強く吐き出そうとします。これを口すぼめ呼吸と言います。

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