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あん摩マッサージ指圧師の過去問 第25回(2017年) 午前 問69

問題

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高尿酸血症について正しいのはどれか。
   1 .
成人女性に多い。
   2 .
合併症に尿管結石がある。
   3 .
関節炎は手関節に好発する。
   4 .
カルシウムの代謝と関係する。
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第25回(2017年) 午前 問69 )
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この過去問の解説 (3件)

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高尿酸血症とは、尿酸の血中濃度が7.0㎎/dL以上の状態を指します。プリン体の過剰摂取、代謝異常が原因となります。高尿酸血症の状態が続くと痛風発作を引き起こすことがあります。

選択肢1. 成人女性に多い。

中年の男性に多いとされています。

選択肢2. 合併症に尿管結石がある。

高尿酸血症の状態が続くと尿酸塩結晶が起こり、析出される部位によって症状が異なります。尿路に尿酸塩結晶が析出されると尿管結石を引き起こします。なので、これが正解であると考えられます。

選択肢3. 関節炎は手関節に好発する。

痛風発作は第1中足趾節関節に好発します。

選択肢4. カルシウムの代謝と関係する。

プリン体の代謝異常と関係します。

まとめ

高尿酸血症が続くと痛風が起こります。ただし、痛風と似たような症状に偽痛風があります。偽痛風は血中の尿酸値は正常であり、原因はピロリン酸カルシウム結晶が関節内に析出した場合に生じます。

これらは国家試験でもよく出題される内容であるため、痛風と偽痛風の特徴を押さえておくと良いです。

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高尿酸血症

血中尿酸値が高値(7.0mg/dl以上)の状態。

プリン体の代謝異常です。

尿酸値が高い状態が続くと痛風・尿路結石等を引き起こし合併症として糖尿病・脂質異常症

・高血圧症を引き起こします。

基本的に男性に多いです。関節炎は足趾第1趾に多く激痛です。

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高尿酸血症は、プリン体の代謝異常、あるいは最終産物である尿酸の排出障害によるもので、体内に尿酸が蓄積し、血中で尿酸値が高い病態をいいます。
高尿酸血症では無症状ですが、尿酸塩が関節に沈着すると、関節炎を起こし激痛が生じます。この病態を痛風といいます。
また、尿管結石を合併しやすく、その結果腰痛、背部痛を起こします。

原因は原発性と続発性があり、
原発性では遺伝性素因に環境素因が加わるもので、尿酸産生過剰型と尿酸排出低下型、さらに混合型があります。
続発性は悪性腫瘍(白血病、多発性骨髄腫など)、腎不全、薬物(利尿薬など)が原因になります。


1.成人女性に多い。
  成人男性に多く、成人男性の約1%でおきます。

3.関節炎は手関節に好発する。
  母趾基関節が好発部位になります。

4.カルシウムの代謝と関係する。
  プリン体の代謝異常、あるいは最終産物である尿酸の排出障害によるものです。

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