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あん摩マッサージ指圧師の過去問 第25回(2017年) 午前 問71

問題

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次の文で示す運動について、問いに答えよ。

「肩こり体操で両肩をすくめて5秒間保持し、脱落させる。続いて両肩甲骨を脊柱に引き寄せる運動を行わせた。」

両肩甲骨を脊柱に引き寄せる運動の主動作筋を支配する神経はどれか。
   1 .
肩甲上神経
   2 .
肩甲下神経
   3 .
肩甲背神経
   4 .
腋窩神経
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第25回(2017年) 午前 問71 )
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この過去問の解説 (3件)

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肩甲骨を脊柱に引き寄せる運動は、主に肩甲骨の内転作用をもった筋肉が収縮することで起こります。

選択肢1. 肩甲上神経

肩甲上神経に支配されている筋肉は、棘上筋、棘下筋があげられます。

選択肢2. 肩甲下神経

肩甲下神経に支配されている筋肉は、大円筋、肩甲下筋があげられます。

選択肢3. 肩甲背神経

肩甲背神経に支配されている筋肉は、肩甲挙筋、菱形筋があげられます。菱形筋には肩甲骨の内転作用があるため、これが正解であると考えられます。

選択肢4. 腋窩神経

腋窩神経に支配されている筋肉は、小円筋と三角筋があげられます。

まとめ

支配神経と筋肉の組合せを押さえておくことが大切です。

付箋メモを残すことが出来ます。
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両肩甲骨を脊柱に引き寄せる運動=肩甲骨内転

したがって、肩甲骨を内転する筋肉=菱形筋

菱形筋=肩甲背神経となります。

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「両肘をすくめて5秒間保持」「両肩甲骨を脊柱に引き寄せる」のは僧帽筋の働きであり、僧帽筋支配神経は副神経(第XI脳神経)です。

他に肩甲骨を脊柱に引き寄せる筋肉に「大菱形筋」「小菱形筋」があります。
これらは肩甲背神経(第5頚神経)に支配されています。

1.肩甲上神経
  肩甲上神経は肩甲骨上縁にある、肩甲切痕を前面から後面に向かって通過します。
  肩甲骨後面では、棘上窩の棘上筋を支配しながら、肩甲棘基部の外側縁を回って棘下窩に達し、棘下筋を支配します。

2.肩甲下神経
  後神経束から別々に別れる複数の枝からなり、腕神経叢のすぐ後ろにある肩甲下筋と大円筋を支配します。

4.腋窩神経
  腋窩神経は、後神経束から分かれる太い枝で、腋窩の後壁にはる外側腋窩隙を通って、上肢帯の背面に出たところで小円筋を支配します。
  上腕骨の外科頚の高さで三角筋の深部に入り込み三角筋を支配します。

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