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あん摩マッサージ指圧師の過去問 第25回(2017年) 午前 問75

問題

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次の文で示す症例について、問いに答えよ。

「75歳の男性。病院を受診し、脳梗塞による軽い片麻痺と診断された。」

麻痺側で亢進する反射はどれか。
   1 .
角膜反射
   2 .
挙睾筋反射
   3 .
腹壁反射
   4 .
アキレス腱反射
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第25回(2017年) 午前 問75 )
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この過去問の解説 (3件)

1
上位運動ニューロン(錐体路)障害の症候は以下のようになります。
・筋力低下    存在する
・筋萎縮     なし
・筋線維束攣縮  なし
・筋トーヌス   亢進・上昇
・腱反射     亢進・上昇
・病的反射    存在する

1.角膜反射
  粘膜反射であり表在反射に含まれます。

2.挙睾筋反射
  皮膚反射であり表在反射に含まれます。

3.腹壁反射
  皮膚反射であり表在反射に含まれます。  

付箋メモを残すことが出来ます。
0

片麻痺は内包での出血や脳梗塞などで生じます。上位運動ニューロン障害により亢進する反射は腱反射です。

選択肢1. 角膜反射

角膜反射とは表在反射のひとつで、ティッシュなどで角膜に軽い触覚刺激を加えたとき、瞬きが生じます。

選択肢2. 挙睾筋反射

挙睾筋反射とは表在反射のひとつで、大腿内側面を上から下にピンなどでこすると、挙睾筋(精巣挙筋)が収縮し、睾丸が挙上します。

選択肢3. 腹壁反射

腹壁反射とは表在反射のひとつで、仰臥位でリラックスした状態で、腹壁をピンでこすると腹壁の筋肉が収縮します。

選択肢4. アキレス腱反射

アキレス腱反射とは腱反射のひとつで、足関節中間位でアキレス腱を打鍵槌でたたくと足関節が底屈する反射です。上位運動ニューロン障害により、腱反射は亢進するため、これが正解であると考えられます。

まとめ

表在反射は、上位運動ニューロン障害(錐体路障害)により消失します。腱反射は上位運動ニューロン障害(錐体路障害)により亢進し、下位運動ニューロン障害により減弱・消失します。

0

脳梗塞では腱反射が亢進します。

したがってアキレス腱反射のみが腱反射となります。

角膜反射:表在反射(粘膜反射)

挙睾筋反射:腹壁反射(皮膚反射)

腹壁反射:腹壁反射(皮膚反射)

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