問題
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摂食嚥下障害に対する対応として誤っているのはどれか。
1 .
口腔ケア
2 .
食形態の調整
3 .
栄養管理
4 .
頸椎伸展位での食事
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第25回(2017年) 午後 問7 )
摂食嚥下障害に対する対応として、嚥下体操、頚部の可動域訓練、口唇・舌などのマッサージ、咀嚼訓練、呼吸訓練、口腔ケアなどがあります。
口腔ケアは嚥下障害の予防や治療の基本です。口腔内を清潔に保ち、口腔器官の廃用を予防します。
管理栄養士による適切な嚥下食が提供されます。
管理栄養士による栄養の評価、栄養指導も誤嚥の予防につながります。
頸椎の伸展角度が大きいほど、嚥下困難感が増強するとされ、誤嚥につながる可能性が高くなります。なので、これが正解であると考えられます。
その他、嚥下障害の予防法として有名なのがアイスマッサージです。凍らせた綿棒に冷水をつけて、舌根部、軟口蓋などの嚥下反射誘発部位を刺激して、反射を誘発させる方法です。食事前の準備として広く用いられています。
病気になったり加齢により飲み込む筋肉の低下等で上手く飲み込めなくなった状態です。
上手く飲み込めない事で本来消化管を通るべき食べ物が気管の方に流れて行ってしまいます。
気管に行ってしまうと炎症を起こしてしまいます。これを誤嚥性肺炎と呼びます。
誤嚥予防:口腔ケア、食事の工夫、栄養管理、食事の姿勢