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あん摩マッサージ指圧師の過去問 第25回(2017年) 午後 問9

問題

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脳卒中の嚥下障害で正しいのはどれか。
   1 .
食道の通過障害を生じる。
   2 .
仮性球麻痺よりも球麻痺が多い。
   3 .
時間経過で回復しにくい。
   4 .
ゼリーは飲み込みやすい。
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第25回(2017年) 午後 問9 )
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この過去問の解説 (3件)

1

嚥下障害とは、口に入れた食べ物が飲み込みづらくなる状態になる事です。

嚥下障害は高齢になり飲み込む筋力が低下することにより本来消化器系に行く

食塊が気管の方に行ってしまい炎症を起こし肺炎になってしまう恐れがあります。

コレを誤嚥性肺炎と呼びます。

嚥下障害はリハビリで治すことができます。直接的訓練と間接的訓練を行います。

直接的訓練は、間接的訓練と違って実際に食べ物を用いて行うトレーニングを指します。

ゼリーなどの柔らかく食べやすいものから始めて、徐々に通常の食事に近付けていきます。

間接的訓練とは、食べ物を使わずに行う舌や口のトレーニングのことです。

継続的に続けることで、咀嚼力と嚥下機能を向上させることができるので、毎日コツコツ継続することが重要です。

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1
嚥下障害時には食事の工夫が必要になります。
半固形物(ゼリー)などは嚥下しやすく、固形物は嚥下しにくいです。
水分は誤嚥しやすいです。

1.食道の通過障害を生じる。
  嚥下障害は食道通過時ではなく、その手前の咽頭通過時に発生します。

2.仮性球麻痺よりも球麻痺が多い。
  仮性球麻痺は両側の大脳半球障害時におきます。
  嚥下障害は起きますが軽度で済みます。

  球麻痺は脳幹部障害時におきます。
  嚥下障害はおきますが、口腔期から咽頭期のタイミングが上手く行かず、より誤嚥を起こしやすくなります。

3.時間経過で回復しにくい。
  脳卒中初期は約30〜50%の嚥下障害がみられますが、その後のリハビリや治療を経て大部分が回復します。

0

嚥下障害とは、口に入れた食べ物が飲み込みづらくなる状態を指します。

選択肢1. 食道の通過障害を生じる。

食道の通過障害は腫瘍や炎症によって生じる器質的な障害です。

選択肢2. 仮性球麻痺よりも球麻痺が多い。

仮性球麻痺は両側の皮質核路の障害でみられます。嚥下障害は球麻痺と比べて軽度です。

球麻痺は延髄にある舌咽・迷走・舌下神経の下位運動ニューロンの障害により出現します。

選択肢3. 時間経過で回復しにくい。

脳卒中の初期ではおよそ30~50%に嚥下による誤嚥がみられるとされ、治療やリハビリにより大部分が回復します。

選択肢4. ゼリーは飲み込みやすい。

直接訓練においては、嚥下しやすい食品を提供することが大切です。嚥下障害の程度に応じて、ゼリー状やムース状などの食形態が使われます。

まとめ

嚥下障害には、大きく器質的障害と機能的障害に分けることができます。機能的障害には、脳血管障害、頚部外傷、脳性麻痺、パーキンソン病などがあります。原因疾患によって嚥下障害の予後やアプローチの仕方が異なります。

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