あん摩マッサージ指圧師の過去問
第25回(2017年)
午後 問34

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第25回(2017年) 午後 問34 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文で示す症例について、問いに答えよ。

「25歳の男性。昨日寒い屋外で作業をした後、後頸部から肩甲間部にかけて寒気が出現した。」

本症例の寒気に温熱療法を行う部位で中心となる経穴はどれか。
  • 臂臑
  • 承扶
  • 陽白
  • 風門

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

この証の病位は表証、病情は寒証、病勢は実証です。
その場合の温熱療法は、直接冷えを感じている部位、【後頚部から肩甲間部】への施灸が最も適しています。


1 . 臂臑は、上腕外側、三角筋前縁に存在します。

2 . 承扶は、臀部の殿溝の中央に存在します。

3 . 陽白は、頭部の眉の情報1寸瞳孔線上に存在します。

4 . 風門は、第2胸椎棘突起下縁の外方1寸5分にあり、【後頚部から肩甲間部】に存在しているため、正答となります。

参考になった数1

02

先ず、選択肢にある4つの経穴の場所を、比べます。

・臂臑は、上腕の外側、三角筋上にあります。

・承扶は、臀部の殿溝中央にあります。

・陽白は、頭部の眉上方の瞳孔線上にあります。

・風門は、第2胸椎棘突起下縁の外方にあります。

問題文では、後頚部から肩甲間部にかけての寒気なので、「風門」を選びます。

参考になった数0

03

正解は4です。

「後頸部から肩甲間部にかけて寒気が出現した。」この症状から温熱療法を行う治療経穴は、4 . 風門です。
風門の取穴部位は、第2・第3胸椎棘突起間の外方1寸5部にあり肩甲骨の間にある経穴のため正解です。

1 . 臂臑は、上腕部にあります。

2 . 承扶は、殿溝の中央にあります。

3 . 陽白は、前額面にあります。

参考になった数0