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あん摩マッサージ指圧師の過去問 第25回(2017年) 午後 問63

問題

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次の文で示す症例について、問いに答えよ。

「56歳の男性。主訴は右片麻痺。麻痺側の上肢を動かそうとすると肩・肘の同時屈曲がみられる。」

右上肢の痙性抑制を目的として痙性筋への自原抑制による治療を行う場合、最も適切なのはどれか。
   1 .
赤外線療法
   2 .
超短波療法
   3 .
超音波療法
   4 .
治療的電気療法
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第25回(2017年) 午後 問63 )
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この過去問の解説 (3件)

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問題文にある、「自原抑制」とは、

膝蓋腱反射での伸張反射の際におこる働きのうち、拮抗抑制がありますが、この拮抗抑制ともう一つ重要な働きとして、自原抑制が出てきたと思います。

例えば、膝蓋腱反射を例にとると、自原抑制とは、

膝蓋腱の中にあるゴルジ腱器官においての働きで、

反射によって、収縮した四頭筋がそれ以上、過度に収縮しないように、

ゴルジ器官から筋に対して、抑制をかける働きの事をいいます。

この自原抑制が正常であれば、反射は一瞬で終わりますが、

抑制が働かなければ、反射により、筋収縮が止まらなくなるわけです。

このため、この自原抑制を治療しようというのが今回の問題です。

以上の働きを踏まえて、

選択肢の療法を見た場合、

赤外線療法」や「超短波療法」の温熱療法は、除外でき、

「超音波療法」は、運動器疾患などに行う為、これも違うとわかります。

そして治療的電気療法は、神経器官に対し有効ですので、これを選びます。

付箋メモを残すことが出来ます。
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自原抑制による治療は、筋内に存在するゴルジの腱器官への【電気的刺激】によるアプローチによって筋の過緊張となった状態を解消するものです。

1 . 赤外線療法は、赤外線による【温熱刺激】をあたえるものです。

2 . 超短波療法は、超短波による【温熱刺激】を局所へと与える療法となります。

3 . 超音波療法は、超音波の微細振動を利用した【温熱療法】となります

4 . 治療的電気療法は、筋に対して【電気刺激】を与える療法となり、正答となります。

0
正解は4です。

自原抑制は、ゴルジ腱器官の反射のことです。自原抑制とは、過剰な伸張刺激により筋や腱の損傷を防ぎ、抑制しようとする反射のことです。
腱器官に対し刺激するため治療的電気療法が適切です。

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