あん摩マッサージ指圧師の過去問
第25回(2017年)
午後 問73

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第25回(2017年) 午後 問73 (訂正依頼・報告はこちら)

リンパ浮腫に対する手技療法の目的はどれか。
  • 反射作用
  • 矯正作用
  • 誘導作用
  • 鎮静作用

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この過去問の解説 (3件)

01

リンパ浮腫の場合、

リンパ誘導の手技が推奨されるので、

誘導作用を選びます。

反射作用とは、

トリガーポイントや、内臓体性反射のように、疼痛部位より遠隔部の施術による作用です。

矯正作用とは、

関節拘縮の改善などの運動機能に対する作用です。

鎮静作用とは、

筋肉の興奮を鎮める作用となります。

筋痙攣などに対する有効な作用です。

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02

1 . 反射作用は、神経や筋、内臓などの不調に対して疾病部位から離れの部位へのアプローチによって、体制内臓反射を利用し、症状改善を見込むものです。

2 . 矯正作用は、関節部分に問題があり関節運動が行えない場合に拘縮部分などの滲出物吸収を促進させ、関節の動きを改善するためのものです。

3 . 誘導作用は、関節の腫脹や炎症などで直接患部に施術が出来ない時に、心臓に近い部分へ施術し誘導的に治療効果を期待するものであり、リンパの流れを改善する効果もあり、正答となります。

4 . 鎮静作用は病的に機能が亢進している筋や神経などに対して、機能亢進を押さえ鎮静を目的に行います。神経痛や筋痙攣などに効果があります。

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03

正解は3です。

1 . 反射作用は、病的箇所から離れたところを施術し、遠隔的に異常機能を調整する目的で行います。

2 . 矯正作用は、関節部の障害により、関節の運動に問題がある場合、その部位の病的滲出物を細かく砕き、癒着を剥離するなどの施術をすることにより運動機能改善を図る目的で行います。

3 . 誘導作用は、施術箇所が炎症、外傷などで直接、施術が不可能なときにより心臓に近い部分に施術をし病的滲出物や出血などを誘導し吸収促進を図る目的で行います。よって正解です。

4 . 鎮静作用は、病的に機能亢進している筋、神経に強刺激を持続的に与えることにより鎮静させる目的で行います。

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