あん摩マッサージ指圧師の過去問
第25回(2017年)
午後 問75
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第25回(2017年) 午後 問75 (訂正依頼・報告はこちら)
圧自律神経反射で圧迫側にみられるのはどれか。
- 鼻粘膜の毛細血管の拡張
- 腋窩温の上昇
- 発汗の増加
- 血圧の上昇
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この過去問の解説 (3件)
01
圧自律神経反射とは、
皮膚の圧迫によって、交感神経に作用する反射で、圧迫側が抑制に働き、
反対側では、逆に亢進します。
例えば、
発汗している時に、側臥位で寝ると、
上側の発汗が増え、
下側の発汗は減る、
というような反射です。
そこで選択肢を見ると、
鼻粘膜の毛細血管の拡張は、交感神経抑制
腋下温の上昇は、交感神経亢進
発汗の増加も、交感神経亢進
血圧の上昇も、交感神経亢進
と、「鼻粘膜の毛細血管の拡張」だけ自律神経の作用が逆ということが
わかります。
よって、圧自律神経反射の作用を忘れてしまっていても、選択肢の作用を見れば、
正解に辿り着けるでしょう。
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02
1 . 鼻粘膜の毛細血管の拡張は、圧迫側に起こる作用であり、正答となります。
2 . 腋窩温の上昇は、非圧迫側に起こります。
3 . 発汗の増加は、非圧迫側に起こります。
4 . 血圧の上昇は、非圧迫側に起こります。
圧迫側
・発汗減少
・皮膚温低下
・血圧低下
・鼻粘膜毛細血管の拡張
非圧迫側はその逆が起こると覚えておきましょう。
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03
圧自律神経反射で圧迫側では、鼻粘膜の毛細血管の拡張、 腋窩温の低下、発汗の減少、血圧の下降がみられます。
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