あん摩マッサージ指圧師の過去問
第26回(2018年)
午前 問10
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第26回(2018年) 午前 問10 (訂正依頼・報告はこちら)
コホート研究について正しいのはどれか。
- がんは対象にならない。
- 集団は対象にならない。
- 追跡調査が必要である。
- 国勢調査で行われる。
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この過去問の解説 (3件)
01
まず研究対象の疾患が起こる可能性がある要因・特性を想定します。
その要因・特性をもつ対象集団(暴露群)と持たない対象集団(非暴露群)に分け、一定期間追跡研究して疾病の発生率を比較する手法です。
集団を将来に向けて追跡調査をするので「前向き調査」「追跡調査」とも呼ばれます。
1.がんは対象にならない。
発がん因子や発がん要因を特定するためにコホート研究は積極的に行われています。
2.集団は対象にならない。
コホート研究は集団に対しての追跡調査です。
4.国勢調査で行われる。
対象は特定の集団や特定の地域が対象になります。
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02
コホート研究は、
どんな要因を持つ者が、
どのような疾病に罹患しやすいかを明らかにし、
因果関係を推定するために行われる研究です。
がんの要因などを明らかにするために
コホート研究が行われることがありますので、
がんは対象になると考えられます。
コホート研究は、
集団を対象に調査します。
コホート研究では、
未来に渡って調査を行うため、
追跡調査が必要ですので、
これが正解であると考えられます。
コホート研究は、
国勢調査とは別に行われます。
コホート調査は、
疫学の研究手法のひとつです。
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03
コホート研究とは、対象集団(コホート)をある特定の要因を持った群(暴露群)と、持たない群(非暴露群)に分けて、一定期間観察し、
疾患の有無やその因果関係を明らかにする目的で行います。
間違いです。
タバコと肺がんの関係についてのコホート研究など、がんに関するコホート研究は多く行われています。
間違いです。
コホート研究は、集団に対する研究となります。
正解です。
コホート研究は別名「追跡研究」とも言います。
間違いです。
様々な研究所や機関で行われています。
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