あん摩マッサージ指圧師の過去問
第26回(2018年)
午前 問29

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第26回(2018年) 午前 問29 (訂正依頼・報告はこちら)

健康成人の肺気量で最も多いのはどれか。
  • 死腔量
  • 残気量
  • 予備吸気量
  • 1回換気量

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この過去問の解説 (3件)

01

肺気量とは、肺の中に含まれる気体の量のことです。

選択肢1. 死腔量

死腔量とは、呼吸に関係しないスペースの容量のことです。

鼻腔から終末細気管支までの間で、

呼吸に関係しないスペースは、

健康な成人では150mLほどといわれています。

選択肢2. 残気量

残気量は、息を全て吐き切ったときに、

肺や気道に残っている空気の量のことで、

1000〜1200mLほどといわれています。

選択肢3. 予備吸気量

予備吸気量は、

息を最大限吸った量と、

安静にしているときに吸った量の差で、

およそ1500〜3000mLといわれています。

選択肢の中で最も多いので、

これが正解であると考えられます。

選択肢4. 1回換気量

1回換気量とは、

安静にしているときの吸気量と呼気量の差で、

500mL程度です。

まとめ

肺気量はスパイロメーターで測定され、

呼吸器疾患の診断などに利用されます。

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02

正解は「予備吸気量」です。

選択肢1. 死腔量

間違いです。

死腔量は、150mlとなっています。死腔とは、ガス交換に関与しない気道スペースの事です。

選択肢2. 残気量

間違いです。

残気量は、1.5リットルとなっています。残気量とは、最大限に息を吐いてもまだ残っている量となります。

選択肢3. 予備吸気量

正解です。

予備吸気量は、2リットルとなっています。予備吸気量とは安静時の吸気時から更に、吸い込める量の事です。

選択肢4. 1回換気量

間違いです。

一回換気量は、500mlとなっています。一回換気量とは、普通に呼吸をした時の量です。

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03

健康成人の予備吸気量は約2〜3リットルです。


1.死腔量
  健康成人の死腔量は約150ミリリットルです。

2.残気量
  健康成人の残気量は約1〜1.5リットルです。

4.1回換気量
  健康成人の1回換気量は約500ミリリットルです。


健康成人の排気量の割合は以下のようになります。
・全排気量:約4〜6.5リットル
 (全肺気量=肺活量+残気量)
・残気量:1〜1.5リットル
・肺活量:3〜5リットル
 (肺活量=予備吸気量+1回換気量+予備呼気量)
・予備吸気量:2〜3リットル
・1回換気量:500ミリリットル
・予備呼気量:1リットル

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