あん摩マッサージ指圧師の過去問
第26回(2018年)
午前 問30

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第26回(2018年) 午前 問30 (訂正依頼・報告はこちら)

産熱に関与しないのはどれか。
  • 基礎代謝
  • ふるえ
  • 不感蒸散
  • 黄体ホルモン

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この過去問の解説 (3件)

01

産熱とは、

体内で熱を産生することです。

選択肢1. 基礎代謝

基礎代謝は、

生命活動を維持するために不可欠であり、

産熱に関与しています。

選択肢2. ふるえ

骨格筋がふるえることにより、

熱が産生されますので、

産熱に関与しているといえます。

選択肢3. 不感蒸散

不感蒸散(不感蒸泄)は、

気づかないうちに、

呼吸や皮膚から自然に失われる水分のことで、

放熱に関与します。

産熱には関与しないので、

これが正解であると考えられます。

選択肢4. 黄体ホルモン

黄体ホルモンは、

卵巣から分泌されるホルモンで、

体温を上げる作用がありますので、

産熱に関与しているといえます。

まとめ

体温は、産熱と、放熱のバランスにより、

維持されています。

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02

熱産生には、「代謝によるもの」、「ふるえによるもの」、「非ふるえによるもの」の3つがあります。

選択肢1. 基礎代謝

間違いです。

基礎代謝は、産熱に関与します。

選択肢2. ふるえ

間違いです。

ふるえは、産熱に関与します。骨格筋が収縮するときのATPが熱に変換されます。

ふるえ産熱と呼ばれ、代表的な産熱要因となります。

選択肢3. 不感蒸散

正解です。

不感蒸散とは、日常生活で、自然に蒸発する水分の事です。これは、産熱ではなく、放熱にあたります。

選択肢4. 黄体ホルモン

間違いです。

黄体ホルモンは、産熱に関与します。

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03

不感蒸散は放熱に関与します。

1.基礎代謝
2.ふるえ
4.黄体ホルモン
  これらは産熱に関与します。


産熱の要因は以下のようなものがあります。
・基礎代謝
・ふるえ
・筋緊張
・筋運動
・ホルモン作用(カテコールアミン、サイロキシン、黄体ホルモンなど)
・食事誘発性熱産生(特異動的作用)
・非ふるえ産熱(新生児における褐色脂肪細胞など)

放熱の要因は以下のようなものがあります。
・放射
・伝導
・対流
・蒸発(不感蒸散や発汗)
・皮膚血管の拡張
・脱衣
・風

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