あん摩マッサージ指圧師の過去問
第26回(2018年)
午前 問44

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第26回(2018年) 午前 問44 (訂正依頼・報告はこちら)

アスベストと関連があるのはどれか。
  • 肺癌
  • 食道癌
  • 膀胱癌
  • 悪性リンパ腫

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

アスベスト(石綿)は、天然の繊維状の鉱物で、

かつては建材としても用いられていました。

選択肢1. 肺癌

アスベストは、

肺がんや中皮腫の原因であると

いわれていますので、

これが正解であると考えられます。

選択肢2. 食道癌

食道がんの主な原因は、

喫煙と飲酒であるとされています。

選択肢3. 膀胱癌

膀胱がんは、喫煙のほか、

アニリン色素やナフチラミンなどの化学物質への暴露も

関連しているといわれています。

選択肢4. 悪性リンパ腫

悪性リンパ腫の原因として、ウイルス感染や、

一部の化学物質の過剰摂取などが考えられていますが、

特定されているものではありません。

まとめ

職業に関連して暴露する化学物質が、

がんの原因となることがあります。

参考になった数0

02

正解は「肺癌」です。

選択肢1. 肺癌

正解です。

アスベストは、肺癌の原因となります。アスベストは石綿とも言われ、1975年以前に使用されていた建材です。

現在は使用禁止になっていますが、古い建物には、まだアスベストが使用されているものも残っている為、注意が必要です。

アスベストによる健康被害は、肺癌の他にも、塵肺、肺線維症、悪性中皮腫などが見られ、中でも悪性中皮腫の原因はアスベストによるものがほとんどと言われています。

選択肢2. 食道癌

間違いです。

食道癌はアスベストは関連しません。

選択肢3. 膀胱癌

間違いです。

膀胱癌はアスベストは関連しません。

選択肢4. 悪性リンパ腫

間違いです。

悪性リンパ腫はアスベストは関連しません。

参考になった数0

03

石綿(アスベスト)は防火、耐熱の素材として建築素材として使用されていましたが、塵肺、肺線維症、肺がん、悪性中皮腫などの原因物質と分かり現在では使用されていません。
ただしアスベストが使用された古い建物内で生活したり、作業している場合もあるので、解体時の飛散防止などの対策がすすめられています。

参考になった数0