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あん摩マッサージ指圧師の過去問 第26回(2018年) 午前 問45

問題

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筋緊張について正しいのはどれか。
   1 .
末梢神経障害で亢進する。
   2 .
錐体路障害では変わらない。
   3 .
錐体外路障害で鉛管様となる。
   4 .
小脳障害で弛緩する。
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第26回(2018年) 午前 問45 )
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この過去問の解説 (3件)

2
パーキンソン病などで錐体外路系が障害されると、筋強剛(固縮)、振戦、寡動の3主徴と共に、姿勢保持障害などが現れます。

筋強剛(固縮)により以下の症状が現れます。
・歯車現象:他動的に関節を動かそうとするとカクカク断続的な抵抗がみられる現象です。
・鉛管現象:他動的に関節を動かそうとすると持続的な抵抗がみられる現象です。


1.末梢神経障害で亢進する。
  末梢神経傷害では弛緩性麻痺が現れます。

2.錐体路障害では変わらない。
  錐体路障害では筋緊張が亢進します。

3.小脳障害で弛緩する。
  小脳障害では運動失調(不安定でぎこちない動き)がおこります。

付箋メモを残すことが出来ます。
0

筋緊張とは、

筋肉が適度に収縮して張力をもっている状態です。

選択肢1. 末梢神経障害で亢進する。

末梢神経障害では、

筋肉の弛緩がみられ、筋緊張は減弱します。

選択肢2. 錐体路障害では変わらない。

錐体路障害では、筋緊張は亢進します。

選択肢3. 錐体外路障害で鉛管様となる。

錐体外路障害では、

筋緊張の異常を生じ、

関節の他動運動を行おうとすると、

固い抵抗を感じる、

鉛管現象がみられることがありますので、

これが正解であると考えられます。

選択肢4. 小脳障害で弛緩する。

小脳障害では、筋緊張異常がみられ、

仰臥位の際には筋肉が弛緩し、

運動時には筋緊張が亢進します。

まとめ

筋緊張は、姿勢保持にも関与しています。

0

正解は「錐体外路障害で鉛管様となる。」です。

選択肢1. 末梢神経障害で亢進する。

間違いです。

末梢神経障害では、弛緩性麻痺となります。錐体路よりも下位の障害の場合には、弛緩性麻痺となります。

選択肢2. 錐体路障害では変わらない。

間違いです。

錐体路障害では、痙性麻痺となります。深部腱反射も亢進し、筋緊張も亢進します。

選択肢3. 錐体外路障害で鉛管様となる。

正解です。

錐体外路の障害では、鉛管現象が起こります。運動減少症として、鉛管現象や運動緩慢、無動などの症状があり、運動過多症として、振戦や舞踏症状などがあります。

選択肢4. 小脳障害で弛緩する。

間違いです。

小脳障害は、弛緩ではなく、企図振戦や構音障害といった小脳失調症が出現します。

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