あん摩マッサージ指圧師の過去問
第26回(2018年)
午前 問47
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第26回(2018年) 午前 問47 (訂正依頼・報告はこちら)
四肢の計測について正しいのはどれか。
- 上肢長は肩鎖関節から橈骨茎状突起を計測する。
- 下肢長は上前腸骨棘から脛骨内果を計測する。
- 上腕周径は最大径で計測する。
- 大腿周径は最大径で計測する。
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この過去問の解説 (3件)
01
運動機能の評価にあたり、
身体各部位の長さや周径を測定することがあります。
上肢長は、肩鎖関節ではなく、
肩峰(外側突出点)から橈骨茎状突起を計測します。
下肢長は上前腸骨棘から
脛骨内果を計測しますので、
これが正解であると考えられます。
上腕周径は、最大径ではなく、
上腕のほぼ中央、二頭筋の最大膨隆部で測定します。
大腿周径は、
膝関節裂隙・膝蓋骨上縁および上縁から
5、10、15cmの部位と、
大腿中央部を測定します。
計測により、
栄養状態、筋萎縮の有無、浮腫の程度、
骨や関節などの形態異常を評価します。
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02
正解は「下肢長は上前腸骨棘から脛骨内果を計測する。」です。
間違いです。
上肢長は、肩鎖関節ではなく、肩峰外端から橈骨茎状突起を計測します。
正解です。
下肢長は上前腸骨棘から脛骨内果を計測します。
間違いです。
上腕周径は、単に最大周径ではなく、上腕二頭筋の最も太くなっている部分の周径を計測します。
間違いです。
大腿周径も、単に最大周径ではなく、外側の膝関節裂隙より成人の場合は、10㎝上、小児の場合には、4㎝上を計測します。
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03
1.上肢長は肩鎖関節から橈骨茎状突起を計測する。
上肢長は肩峰外側端から橈骨茎状突起を測定します。
3.上腕周径は最大径で計測する。
上腕外径は上腕中央部で、上腕二頭筋筋腹の最大隆起点を測定します。
4.大腿周径は最大径で計測する。
大腿外径は、外側膝関節裂隙より成人で10cm上、小児では4cm上を測定します。
【上肢の測定】
・上肢長 肩峰外側端から橈骨茎状突起
・上腕長 肩峰外側端から上腕外側上顆
・前腕長 上腕骨外側上顆から橈骨茎状突起
・手長 橈骨茎状突起から中指先端
【下肢の測定】
・下肢長(棘果長) 上前腸骨棘から内果
・下肢長(転子果長) 大腿骨大転子から外果
・大腿長 大転子から外側膝関節裂隙
・下腿長 外側膝関節裂隙から外果
・足長 踵後端から足(母指)先端
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