問題
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肺癌の治療で使用するのはどれか。
1 .
抗菌薬
2 .
分子標的薬
3 .
気管支拡張薬
4 .
抗アレルギー薬
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第26回(2018年) 午前 問60 )
肺癌は、肺胞や気管支の細胞が、
何らかの原因で癌化して生じます。
抗菌薬は、
細菌を殺したり、増殖を抑えたりする薬です。
抗がん剤治療中に使用される場合がありますが、
癌そのものに効果はなく、
肺癌の治療に用いられるわけではありません。
分子標的薬は、
癌細胞の発生や増殖にかかわる分子を標的として、
癌細胞が増殖しないようにする薬です。
肺癌治療の際に用いられる薬のひとつですので、
これが正解であると考えられます。
気管支拡張薬は、気管支拡張を促す薬で、
おもに喘息などの治療に用いられます。
抗アレルギー薬は、
アレルギー反応により生じる症状を抑える薬です。
肺癌の治療は、
手術、放射線治療、薬物療法に大別されます。
このうち、薬物療法には、
抗がん剤や分子標的薬、免疫療法などが含まれます。
1.抗菌薬は細菌感染症の治療で用いられる薬です。
2.分子標的薬は肺がんの抗がん剤治療薬として用いられます。
3.気管支拡張薬は喘息やCOPDの症状を改善させるために用います。
4.抗アレルギー薬は蕁麻疹や皮膚炎などのアレルギー性疾患の治療に用いられます。
よって、2が正解となります。