問題
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脳性麻痺で最も多い病型はどれか。
1 .
失調型
2 .
非緊張型
3 .
アテトーゼ型
4 .
痙直型
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第26回(2018年) 午後 問15 )
脳性麻痺は、
胎児期から生後4週間以内に受けた
脳神経細胞の損傷により生じる、
運動機能などの障害です。
失調型の脳性麻痺では、細かな調節が難しく、
スムーズに動きにくいという特徴があります。
非緊張型の脳性麻痺は、筋緊張が低く、
舞踏運動がみられることもあります。
アテトーゼ型は、
顔面や四肢の不随意位運動を特徴としており、
脳性麻痺のうち約20%を占めています。
痙直型の脳性麻痺は、
異常な痙性と筋緊張を特徴としています。
脳性麻痺全体の約65%を占め、最も多いので、
これが正解であると考えられます。
脳性麻痺の分類には、これらのほか、
全身の筋緊張が高く、
関節をうごかしにくい強剛型や、
他の型の症状が混合してみられる混合型があります。