あん摩マッサージ指圧師の過去問
第26回(2018年)
午後 問21

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第26回(2018年) 午後 問21 (訂正依頼・報告はこちら)

小腸の働きで正しいのはどれか。
  • 決断や勇気を主る。
  • 水穀の気を全身に巡らせる。
  • 糟粕を水分と固形分に分ける。
  • 水分を体外に排泄する。

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この過去問の解説 (3件)

01

小腸は、胃から大腸までの間にある消化器官です。

選択肢1. 決断や勇気を主る。

決断や勇気を主るのは、胆です。

選択肢2. 水穀の気を全身に巡らせる。

水穀の気を全身に巡らせるのは、脾です。

選択肢3. 糟粕を水分と固形分に分ける。

糟粕を水分と固形分に分けるのは、

大腸です。

小腸の主なはたらきは、

精微物質と糟粕の分別です。

正しいものが選択肢の中に含まれていませんので、

最も近いものとして、

これを選択することが考えられます。

選択肢4. 水分を体外に排泄する。

水分を体外に排泄するのは、腎です。

まとめ

臓腑のはたらきについて振り返っておきましょう。

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02

小腸には胃で軽く消化された食べ物・水分が送られてきます。

それらをさらに消化し・吸収し、必要な栄養素・水分と、いらないものに分けます。

そして必要な栄養素は吸収し、不要な固形物は大腸に、

不要な水分は膀胱に送ります。

この一連の流れを小腸は行っています。

よって、3が正解となります。

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03

1.「決断や勇気を主る」は、胆の働きです。

2.「水穀の気を全身に巡らせる」は、脾の働きです。

3.「糟粕を水分と固形分に分ける」は大腸の働きです。

4.「水分を体外に排泄する」は腎の働きです。

設問は「小腸の働きで正しいのはどれか」ですが、選択肢になく、
一番近い選択肢で妥当なのは3です。

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