問題
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肩関節を90度外転したとき、肩峰の前の陥凹部に取るのはどれか。
1 .
肩井
2 .
肩髃
3 .
肩髎
4 .
肩貞
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第26回(2018年) 午後 問33 )
肩の名称がつく経穴はたくさんあり、その中の代表的な経穴が出題されています。
肩外兪、肩中兪などもよく出題されるので、一緒に覚えておきましょう。
肩井は、第7頸椎棘突起と肩峰外縁の真ん中にあります。
肩髃は、肩関節を90度外転したとき、肩峰の前後に2つの陥凹部が現れますが、このうち前の陥凹部に取るので、これが正解となります。
肩髃は、肩関節を90度外転したとき、肩峰の前後に2つの陥凹部が現れますが、このうち後ろの陥凹部に取ります。
肩貞は、肩関節を内転して、腋窩横紋後端の上方1寸にとります。
経穴の部位を把握したら、どこの筋肉に相当するか、その筋肉はどんな作用があるのか、起始停止はどこか、支配神経は何かまで覚えると解剖学も一緒に覚えることができます。
正解は肩髃です。
×
肩井は、肩髃穴と大椎穴を結ぶ線のほぼ中間で、
乳頭線上に取ります。
○
肩髃は、上肢を水平に持ちあげて、
肩関節部の前後に現れる凹みのうち、
肩峰の前の凹みに取ります。
×
肩髎は、上肢を水平に持ちあげて、
肩関節部の前後に現れる凹みのうち、
後ろの凹みに取ります。
×
肩貞は、肩関節の後下方、
腋窩横紋の後端から上1寸に取ります。