あん摩マッサージ指圧師の過去問
第26回(2018年)
午後 問62
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第26回(2018年) 午後 問62 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文で示す症例について、問いに答えよ。
「24歳の女性。主訴は便秘。3年前から外勤となり、仕事の都合で便意を催しても我慢することが多くなった。」
本症例の大腸の病態として最も考えられるのはどれか。
「24歳の女性。主訴は便秘。3年前から外勤となり、仕事の都合で便意を催しても我慢することが多くなった。」
本症例の大腸の病態として最も考えられるのはどれか。
- 蠕動運動が弱い。
- 部分的なけいれんによる。
- 感受性が低下している。
- 大腸が長い。
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この過去問の解説 (3件)
01
「仕事の都合で便意を催しても我慢することが多くなった」から、直腸性便秘と判断します。
蠕動運動が弱い便秘は、弛緩性便秘と推測できます。
部分的なけいれんによる便秘は、痙攣性便秘と推測できます。
感受性が低下している便秘は、直腸性便秘と推測できます。
大腸が長い便秘は、器質性便秘と推測できます。
便秘の分類が問われています。
分類が分からなくても、問題文から最も近いものを考えて推測することも可能ですので、諦めずに考える習慣をつけましょう。
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02
正解は感受性が低下している。です。
症例の女性は、
便意があっても我慢することが多くなったとのことから、
直腸の感覚が低下することによる便秘であることが
考えられます。
×
蠕動運動が弱いために生じる便秘は、
大腸通過遅延型の機能性便秘(弛緩性便秘)であると
考えられます。
×
部分的なけいれんにより生じる便秘は、
ストレスなどによって生じる機能性便秘(痙攣性便秘)であると
考えられます。
○
直腸の感覚が低下することによる便秘は、
機能性便秘(直腸性便秘)であると考えられます。
×
大腸が長いことによって生じる便秘は、
器質性便秘であると考えられます。
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03
設問の症状から直腸性便秘(機能性便秘)が考えられます。
直腸性便秘は、便意を催しても我慢することにより直腸の感受性が低下して直腸に便が残っていても便意がなくなり、便秘となります。
1 .弛緩性便秘(機能性便秘)です。
2 . 痙攣性便秘(機能性便秘)です。
3 . 直腸性便秘(機能性便秘)です。
4 . 器質性便秘です。
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