あん摩マッサージ指圧師の過去問
第26回(2018年)
午後 問63
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第26回(2018年) 午後 問63 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文で示す症例について、問いに答えよ。
「24歳の女性。主訴は便秘。3年前から外勤となり、仕事の都合で便意を催しても我慢することが多くなった。」
本症例の病態を考慮した生活指導として最も適切なのはどれか。
「24歳の女性。主訴は便秘。3年前から外勤となり、仕事の都合で便意を催しても我慢することが多くなった。」
本症例の病態を考慮した生活指導として最も適切なのはどれか。
- 食物繊維の多い食物を摂る。
- 毎日決まった時間にトイレに行く。
- 腹筋体操をする。
- 食事量を減らす。
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この過去問の解説 (3件)
01
「仕事の都合で便意を催しても我慢することが多くなった」ので、排便する習慣をつけることが良いでしょう。
食物繊維の多い食物を摂るのは、弛緩性便秘に有効です。
毎日決まった時間にトイレに行くのは、排便の習慣につながりますので、これが正解となります。
腹筋体操をするのは、弛緩性便秘に有効です。
食事量を減らすのは、痙攣性便秘に有効です。
便秘の分類が問われていますが、実際にこのような患者様がいた場合にどう生活指導するかを考えれば、自然と最も近い解答を選べるでしょう。
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02
正解は 毎日決まった時間にトイレに行く。 です。
×
食物繊維の多い食物を摂るよう指導するのは、
弛緩性便秘(機能性便秘)の場合です。
食物繊維は便のかさを増し、腸の動きを促進します。
○
便意を我慢することが多くなったとのことから、
毎日決まった時間にトイレに行くよう指導することは、
適切であると考えられます。
×
腹筋体操を勧めるのは、
腹圧の低下による機能性便秘の場合です。
×
一般に、
便秘の際に食事量を減らすよう勧めると、
食物繊維や水分量が減少し、
便秘の改善につながりません。
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03
設問の症状から直腸性便秘(機能性便秘)が考えられます。
直腸性便秘は、便意を催しても我慢することにより直腸の感受性が低下して直腸に便が残っていても便意がなくなり、便秘となります。
本症例の病態を考慮した生活指導として最も適切なのは、
「2 . 毎日決まった時間にトイレに行く」が、正解となります。
1 . 食事性便秘(機能性便秘)の生活指導です。
2 . 直腸性便秘(機能性便秘)の生活指導です。
3 . 弛緩性便秘(機能性便秘)の生活指導です。
4 . 痙攣性便秘(機能性便秘)の生活指導です。
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